「氣」の健康教室  活動報告
第 17 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H24年02月05日(日)13:00~16:00
講  師:塩田恭嗣先生(心身統一合氣道会 大阪本部 五段)
参加者:7名


 立春(2月4日)を過ぎたとはいえ、毎日冷々とした日々が続きます。こういう時こそ、氣の健康教室で心の持ち方、使い方を学び、氣を充実させ、元氣よく生きたいものですね。
この体験を一人でも多くの人に分かち合いたいと思います。奮ってご参加下さい。
 本日の講師は塩田先生。早速、復習の内容からご紹介しましょう。
・ まずは、先月行った立姿から静座、静座から立姿の動作を臍下の一点を保持したまま行う復習をした。一点
 から座って、一点から立つ。その動作の最中で安定しているかどうか氣のテストで確認した。
  続いて、その講話から発展して、より安定した立ち方についてのお話があった。
・ 立ち方
   左右の足を平行にして立っていると、前後にバランスをくずしやすく、また左右にも動きにくい。
  そこで、左足を半歩前へ出して立つことによってより安定する。また、左右にも動きやすく、後ろから押されても
  かわしやすい。それを、実演して確認した。なぜ左足なのかという質問に対して、右足でもかまわないが、日本
  は右ききの人が多く、日常生活の中で右を使うことが多いので、左右均等に使うよう訓練するために左足を前
  に出すとのこと。
・ 間合について
   武道でいう「間合」とは、
  一歩踏み込んでも届かない距離
  相手の全身が見える距離
  安心できる距離
  それを実演して確認した。
   そして、臍下の一点に心をしずめ、相手と適切な間合で向かい合った状態で、相手の氣を観る練習を行う。
  相手が突いてきた場合、相手の鼻の当たりを見て全身を観ていると突いてくる気配を感じ、一早く動作の起こ
  りがわかる。相手の手を観ていると、動作が起こってから察知するので氣づくのが遅れる。それを実演して確
  認した。

  続いて本日の課業に入りました。
・行修十訓(一~五)
 一、宇宙霊性
   ・宇宙霊
    一、物質心 二、植物心 三、動物心 四、理性心 五、霊性心
 二、萬有愛護
 三、感謝報恩
 四、陰徳果報(― 王者の徳)
 五、慈眼温容


  行修十訓については、教本「氣の実在」P189より詳しく紹介されています。ぜひご熟読下さい。また第12回氣
 の健康教室活動報告の中にも簡単にまとめていますので、内容についてはそちらをご覧下さい。
  「慈眼温容」のところで、心身統一した慈眼温容の眼と、一点に集中し凝視した眼と、心が他のところにとん
 でしまって眼だけこちらを向いている状態(心身分離)の違いを体感した。慈眼温容の眼は優しく包まれるような
 受け入れ易い感じがするのに対して、凝視した眼はきつく受け入れ難い、後ずさりしたくなるような感じがある。
 心がとんでしまっている眼は論外で、こちらに焦点が合っていないような感じがした。「氣の実在」P216に書かれ
 ている「精神集中と心身統一とは全然異なる」ものであることがわかった。
・ 氣の意志法
  氣の意志法についても教本「氣の実在」P165~に詳しく紹介されています。また、氣の健康教室においても、
 第5回、第11回、第15回の活動報告の中でまとめています。どうぞ、ご覧下さい。
  まず、意志とは何ぞや。意志は正しいことを断行、継続する心のことである。そして、何が正しいか、何を行う
 べきかを判断するのが、心身を統一し天地と一体となった時現れる「霊性心」である。
  氣の意志法を訓練していく上で、正しく理解していかなければならない事は「静止」と「低止」の観念である。
 教本「氣の実在」P168の記述を引用すると、コマに例え、コマが激しく回り動きがあまりに早くなると動いてない
 ように見える。動きがあまりに早くなって静に帰することを「静止」という。コマの動きを止めるとゴロンと横になり
 静かになる。これを「停止」という。
  心を集中するとは、一点に心を止めること(停止)ではなく、無限にしずめて止まらないということ、すなわち静
 止の状態をいう。これを氣の意志法の中の「集中法」という。
     瞑目して静座する。そして心に描く「無限の半径で描いた無限の円周を1/2、1/2と集約して自分となり、更に1/2、1/2と
    集約して臍下の一点となる。その一点も形ある一点ではない。どこまでも集約していく」すぐ一点を感覚もできなくなるが、
    感覚できなくなったら、そのまま放っておけばよい。零にはならない。 (教本「氣の実在」P120記載)
 
 
集中法の練習をした。
・ 鐘の音を聴きながら、心をしずめていく。
・ 身体を左右に振りながら、1/2、1/2・・・・・と動きをしずめていく。
・ リラックス運動をしながら動きをしずめていく。
・ 右手を木刀と思って左右に振りながらしずめていって正眼に構えていると、相手に右手を払われても中心から
 はずれない。
 集中していくことで、リラックスが深まる。じっと心を凝らして緊張するのとは違う。
 前述の慈眼温容のところで述べた精神集中と心身統一とは違うということと同じである。
  集中心を長時間行っていると、つい1/2の観念に捉われ、極小の所に停止してしまう。
 これを防ぐために集中法と正反対の「拡大法」を併用する。
    正しく座って瞑目する。零に無限に近い一点より拡大してきて、自分の身体一杯になり、更に拡大して部屋
   一杯になり、地球・星を通り越して無限大に拡大していく。 (教本「氣の実在」P180記載)


  長時間行っていると心が停止しやすいので、集中法と拡大法を一定間隔で交互に切り変え、心が停止しない
 訓練をする。集中法も拡大法も、全く同じ感覚にならなければならない。氣の意志法により不動心を養う。

・不動心の五原則
 一、動かざるの心ではなく、無限小を求める動の極致をいう。
 二、念をとどめず、任せきる心である。
 三、機に臨み、変に応じられる心である。
 四、不動体を伴う心である。
 五、天地の運行を感じとれる心である。

  無理にやるのではなく、感じてそれに順応して行うことが肝要である。そうすると、不動体すなわち自然体に
 なれる。

・ 船こぎ運動
  やり方は第10回氣の健康教室活動報告をご覧下さい。
 応用として、重いものを動かす時、腕の力で動かそうとすると重たい。腰から動かすと楽に動かすことができる。

・ 氣圧療法  足首
  教本「氣と健康」P137をご参照下さい。

  

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