「氣」の健康教室  活動報告
第 19 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H24年04月22日(日)13:00~16:30
講  師:塩田恭嗣先生(心身統一合氣道会 大阪本部 五段)
参加者: 10名


  今日は強風でJR列車のダイヤが乱れ、塩田先生のご到着が遅れたため、開始が30分程遅くなりましたが、参加者の中にも遅れた方が居られたので、ほぼ全員揃って始めることができました。
 今月から、受講者の要望により、活動の中に「合氣道」を取り入れ、本格的な始動となりました。場所も西条西部公園体育館の2F格技場に移動し、より相応しい環境のもと、参加者のやる氣を感じました。
 今年度から名称を「あいわす倶楽部 氣の健康教室」とし、心身統一合氣道会大阪本部光心館道場の所属となります。代表者は塩田恭嗣先生です。 縷々、発展することを願っています。今日の参加者は10名。「合氣道」の導入を心待ちにしていた方も居られたようで、大勢の参加となりました。
 それでは早速、課業に入って参りましょう。前半は【統一道】の稽古です。
 まず、大阪本部道場で行われている稽古のし方について紹介がありました。
 
 道場に入る時の一礼。

 整列してから上座に向かって礼、次いで指導者に礼。 稽古できることに対する感謝の意を表わし、稽古に心を向ける、すなわち
 心を集中する。

 ①基本の確認(心身統一ができているか確認する。)
  立姿の心身統一。 折れない腕(氣を出す)。 上がらない腕(落ちつき)。 静座の統一。 立姿から静座、動中での統一。
 ②氣の呼吸法
 ③準備体操
  足を左右揃わせて前屈(無理をしないで5回)。 開脚して左、右、前それぞれ5回ずつ前屈(少しずつ足を開いていく)。
 足の裏を左右に合わせた状態で手で固定し、膝を上下に揺振って肢関節を柔らかくする。
 その後、前屈5回。 正座して、上体を後ろに倒す。 そして腕を頭の上の方へ伸ばす。

本日のテーマは、臍下の一点の五原則。
・ 臍下の一点の五原則
 一、下腹を感じない姿勢
 二、足に重みのかからない姿勢
 三、無息の姿勢
 四、総てを受け入れられる姿勢
 五、総ての原動力が発せられる姿勢


 まず、臍下の一点の位置を確認した。下腹の力の入らない所、つまり恥骨の上当たり。一般に云われている
臍下丹田の位置よりも もう少し下になる。
 第9回氣の健康教室活動報告の中にも「臍下の一点の五原則」を紹介しています。合わせてご参照下さい。
一、下腹を感じない姿勢
   「臍下丹田に力を入れる」は不安定であることを氣のテストで確認する。
   力を抜いた方が、安定する。
二、足に重みのかからない姿勢
   力が入った状態(重くなる)と力を抜いた状態(重みがかからない)を氣のテストで比較し、確認する。
三、無息の姿勢
   氣の呼吸法の稽古を行う。吐く、吸うの間3~5秒位置く。自分のペースで、無理なくやればよい。楽にでき
  ればよいし、やっているとだんだん楽に氣持ちよくなる。苦しいのは自然ではない。息があらいと氣が上へ上
  がる。臍下の一点が崩れる。
四、総てを受け入れられる姿勢
五、総ての原動力が発せられる姿勢
   臍下の一点は、総てを吸収してくれる「底なしの魔法の壺」である。マイナスの心だけでなく、実際の力をも
  吸収してくれる。相手二人に両肩を下へ押えつけられたり、腕を引っぱられた時、それに抵抗して力を入れて
  ふんばっていると、なかなか身動きがとれない。力を抜いて受けた力を臍下の一点に流し込むようにイメージ
  すれば、その力を受けずに楽に動くことができる。相手を引っぱっていくこともできる。氣のテストにより確認
  する。

・誦句集
  毎回、誦句集の中から2項目ずつ唱和していく。潜在意識の中へ入れていくことが目的である。

 一、座右の銘
   万有を愛護し、万物を育成する天地の心を以て、我が心としよう。心身を統一し、
   天地と一体となる事が我が修行の眼目である。
  心身統一の四大原則
  一、臍下の一点に心をしずめ統一する。
  二、全身の力を完全に抜く。
  三、身体の総ての部分の重みを、その最下部におく。
  四、氣を出す。
二、我が人生の存在価値
   我が生命は天地の氣より生じたのである。草木動物としてではなく、万物の霊長とし
  てこの世に生を享けた事を感謝しよう。
   天地の生成発展の大経綸に参画し、我が使命を完遂する事を誓おう。


・後方転倒運動(受け身の練習)
  以前にも何回か練習した。第7回氣の健康教室活動報告の中で、やり方を紹介しています。
 今回は、後方転倒運動から、起き上がる回転力を利用してそのまま立ち上がる。次に、逆に立った状態から
 後方に転がるように片方の膝をつき、おしりをつき後方転倒運動へ移る練習をした。これは受け身の動作で
 ある。膝をつくのは相手が居る側の足で、これは相手の次の動作に対応できるように、我が身を相手側に向
 けるためである。
 後方転倒運動から立ち上がる。立った状態から後方転倒運動へ移る稽古をした。

・氣圧療法  背中
  まず指先から氣が出ているか氣のテストで確認する。氣が出ていれば、力を入れていなくても指は離れない。
 教本「氣と健康」を参照して下さい。Aライン、Bラインを1ケ所3~5秒ずつ氣圧し、ラインに沿って少しずつずら
 していく。

 休憩の後、【合氣道】の稽古に入っていきました。統一道のみ受講の方はここで終わりです。

合氣道とは氣に合するの道。
 発想の転換をする。相手の力に抵抗するのではなく、自分の動きやすい方へ動いて相手の力を受けず、相手
を誘導する。相手の気持ちを動かす。心が動けば、身体は自ずと動く。(心が身体を動かすの理)。

 ・心身統一合氣道の五原則
  一、氣が出ている
  二、相手の心を知る
  三、相手の氣を尊ぶ
  四、相手の立場に立つ
  五、率先窮行

 
・ 片手交叉取り呼吸投げ(楷書)
   まずは臍下の一点を保持、すなわち心身統一の状態にあることが基本。
  文章に書くのは、難しいので、省略します。百聞は一見にしかず。とにかく実際にやってみて下さい。
  驚嘆と感心の連続でした。

  

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