「氣」の健康教室  活動報告
第 23 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H24年08月26日(日)13:00~16:30
講  師:塩田恭嗣先生(心身統一合氣道会 大阪本部 五段)
参加者:7名


 残暑厳しき折、西条西部公園体育館は熱がこもり、居るだけで汗がしたたり落ちる様でした。窓を開け換気を
したところで、やっと始めることができました。講師は塩田恭嗣先生。今回は新しい参加者は居られませんでしたので、復習はなく、本日の課業に入っていきました。3時間行うと汗びしょりになりましたが、稽古の後は身体が楽で、清々しかったので、塩田先生にそのことを申し上げると、塩田先生は「きっと、皆の氣が通っていたからでしょうね。」と言われました。納得。身体を動かしても疲れを感じない。また一つ氣の健康教室の魅力を見つけました。
それでは、本日の課業に入っていきましょう。

【統一道】
  ・誦句集
   
これは、藤平光一先生の御師匠 中村天風先生のやり方だったそうで、潜在意識の中へ入れて、潜在
    意識をプラスに浄化するために行っています。 
  九、潜在意識
   現在意識は、過去の経験知識の集積である、潜在意識より出された材料によって組
  立てられる。
   我が心の倉庫である潜在意識に、以後一切のマイナスの事柄を入れることを止めよ
  う。
   常にプラスの氣を堅持し、積極的精神で我が人生を闊歩しよう。
   例えて、子供を教育する際でも、「・・・・してはだめ」ではなく、「・・・・・しなければ、良い子なんだよ」とプラス
  の意識を注いでいく。常にプラスの意識を継続することでだんだんと潜在意識は浄化されていく。

   十、争わざるの理
     絶対的天地に争いはなく、相対的世界にのみ争いは生ず。
   我れ、心身を統一して天地と一体となり、天地の理を実行するならば、人自ら我れ
  に従う。
   生存競争、弱肉強食という勿れ。真の成功の道は、争わざるの理、即ち、平和への
  道と全く同一の道である。
   武道の「武」という文字は「矛を止める」と書く。争わざるの理とは、わかりやすく言えば、相手の立場に立
  って、いっしょに参りましょうということで、天地自然の真理を表している。

 ・心身統一の四大原則
 一、臍下の一点に心をしずめ、統一する
 二、全身の力を完全に抜く
 三、身体の絵との部分の重みを、その最下部におく
 四、氣を出す
 (相関関係)
  これら四つの項目は互いにつながっている。正しければ、どれか一つ行えば他の三つを満たしている。逆に
 力んで臍下の一点と言っても、それはだめで心身統一にはなっていない。
(氣のテスト初級の項目)
  1.立ち姿において、臍下の一点の確認。→(B)肩を前から、後ろから軽く押す。
  2.手を前に差し出して、(左右どちらでもよい)氣が出ているか確認。→(B)肘のところで曲げる。
                             落ちつきの確認。→(B)下から持ち上げる。
  3.静座において、臍下の一点の確認。→(B)肩を前から、後ろから軽く押す。
              落ちつきの確認。→(B)手を持ち上げる。膝を持ち上げる。
  4.動作・動中の一点の確認。→(B)立姿から静座へ、静座から立ち姿に移る瞬間に肩を前から、後ろから
                     押す。
 ・氣圧療法
   指先から氣が出ていることを確認する。(B)Aの指先を手の平で押してみる。
  (A)Bに押されていては氣が出ていない。
   氣圧をすると、血流の循環が良くなる。
   心をしずめて感じるままにやる。氣を出すことを意識しすぎると、氣は止まってしまう。心がしずまっていると、
  自然に氣は出ている。自分の内方に意識が向いている時は氣が引っこんでいる(マイナスの氣)。調子がいい
  時というのは、自分のことは氣にならず、その時、氣が出ている(プラスの氣)。その感じをつかむことが大切。
   自己氣圧をよくやると、氣が出るようになる。
  本日のカリキュラムは頭部。
  頭頂部がAライン。側方へ2本指位ずつずらしながら、B,C,Dライン。
 コメカミがEライン。後頭部頭蓋骨底部がFライン。
 教本「氣と健康」をご参照下さい。
 その後、受講者の要望に応えて、膝、目、腰の氣圧のし方を教わり、皆実際に塩田先生に氣圧していただき
 ました。
 ・氣の呼吸法(応用編)
  歩きながら、後方転倒運動をしながら、氣の呼吸法を行う。吐く、吸うを80%位の容量で行い、余量を残した
 状態で、吐く、吸うの間に「間(ま)」を置く。間があった方が心がしずまる。

【合氣道】
 ・片手交叉取り呼吸投げ(草書)
 ・片手交叉取り小手おろし(草書)
 ・片手取り転換呼吸投げ(楷書)
 「片手交叉取り」とは右手で相手の右手をつかむ。その時、右足を一歩踏み出す。
 [片手取り]とは右手で相手の左手をつかむ。右足を踏み出す。
 片手交叉取りの時は、相手に向かって身体を入れていくので「入身(いりみ)」というのに対して、片手取りの
 時は手をつかまれると、反転して相手の側に立ち、相手と同じ方向を向くようになる。これを「転換」という。
(草書)とは、相手がつかんできたら、つかまれる寸前に動作をおこし、流れるように技を仕かけていく。相手の
氣を受けない。
 一人が元立ちになって、他の者が順番に仕かけていくやり方を「かかり稽古」といい、反復練習をする。

   

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