「氣」の健康教室  活動報告
第 27 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H24年12月09日(日)13:00~16:30
講  師:塩田恭嗣先生(心身統一合氣道会 大阪本部 五段)
参加者:6名


 小雪がちらつき、寒風吹きすさむ底冷えのする一日でした。石鎚山にも雪がかぶり、四国山地の冬景色が塩田
先生を迎えてくれました。
 今回の場所は西条西部地域交流センターの大集会所。暖房完備の部屋で快適に受講できました。寒い間、来年の二月頃まではこの場所でやろうということになりました。
 それでは早速、本日の課業に入って参りましょう。
【統一道】
    十七、霊性心
   我々人間は、天地と直結する心を与えられている。
  これが霊性心である。
   水定まって月明らかに映ず。心静まった時、霊性心が照々乎として発露するのであ
  る。
   この心一度発するや、如何なる煩悩邪欲もその影をひそめ、万有愛護の天地の心が
  輝き出づるのである。
   我が霊性心を磨き出そう。
     藤平先生自身、いちばん求められたもの。五つの心、1、物質心 2、植物心 3、動物心 4、理性心
   5、霊性心のうち、万物の霊長といわれる人間だけが持ち得る、天地と直結する心である。

   十八、求道心
   天地の道を明らめ、天地の道を実行せんとする心、これを求道心という。
   犬猿如何に怜悧なりと雖も、遂に天地の心を知る能わず。独りの人類の有する特権で
  ある。
   幸いなるかな求道心のある者、これ正に万物の霊長たる資格を有する証左である。
  誰でも求め得る道を大道(だいどう)という。道を求める心を有するのも人間だけの特権である。

  誦句集の意味は難しく、すぐには理解できないけれども、日々の生活の中で活かしていくとわかるようになる。
   続いて、心身統一の初級の項目についてチェック。心身統一がなされているか、氣のテストで確認した。
 
 ・本日の最も大きなテーマは真のリラックス
   いつものように、力が抜けた状態と、力を抜いた状態の違いをチェックした。英語でいうと、力が抜けた状
  態はlosing  power、力を抜いた状態はrelax といい、力が抜けた状態は、力が出せない、すなわち脱力、虚
  脱を意味する。
   本日は、リラックス応用として、本当にリラックスした状態とはどのような感覚か、また日常の生活の中でど
  のようにしてリラックスするかを学習した。
   本当にリラックスするためには、安定した姿勢でなければならない。安定した姿勢とは身体も心も臍下の一
  点にしずまった状態。その上で、力を抜くと、どこにも感覚がない。不安定な時はどこかに力が入る感覚があ
  る。したがって意識が上がる。リラックスして安定した姿勢は強い。リラックスしていると滞りがなくなるから氣
  が出る。氣が通っているので、力をかけられても軽く動ける。相手の力を受けないで、相手の力を流すことが
  できる。力に対して力で抵抗すると、氣が止まってしまうので押し返される。この違いを氣のテストで確認し
  氣が出ているか、出ていないかを体感する。
   運動をしながら真のリラックスした状態を感じる方法として
  下方手首交叉技
  上方手首交叉技
  を習った。まず、臍下の一点にしずまった安定した姿勢で立つ。
  下方手首交叉技は、左右の腕を力を抜いて振り子のように左右に振り、下腹の前で手首を交叉する。指先
  は側方を向いて、指先から氣が出ていることをイメージする。交叉する手首は一定の間隔(5回ずつ位)で右
  が前になったり、左が前になったり交代させると左右均等になり感覚が片寄らない。
  上方手首交叉技は左右の腕を抜いた状態で下方から上方へ振り上げ、目線の高さで左右の手の平を重ね
  合わせる。指先から上方に向かって氣が出ていることをイメージする。氣が出ていれば、目線の高さで指先
  がピタッと止まる。気が出ていなければ、止まった瞬間わずかに下方に下がる。それにより氣が出ているか
  否かを判断する。人前であがらないようにするための方法として、人前に出る前にこの上方手首交叉技を
  するとよい。
 ・氣の呼吸法
   いつものように息木(そくぼく)の音に合わせて呼吸法の練習をした。続いて、一息の呼吸。
 ・氣圧療法 関節 - 膝・足首
  教本「氣と健康」をご参照下さい。
  氣圧療法の五原則
  一、臍下の一点より氣を出す。
  二、身体に力を滞らせない。
  三、筋をこわさぬ様、中心に向かって直角に氣を送る。
  四、指の先端を無限に集中する。
  五、点を考えず、流れを考える。
  正しいやり方を身につけましょう。
 
  【合氣道】
  ・一教技・前後技・八方技
  ・片手交叉取り呼吸投げ(草書)
  ・片手取り転換呼吸投げ(草書)
   今までに習った技で、繰り返し練習した。先月の活動報告でも述べましたが、心身統一させた状態で素
  早く動かなければならないので、なかなか難しいです。まず、力を抜いて行うことが大事だと思います。
  ・肩取り一教入り身
   今日、新しく習った技です。この技は相手との間合(まあい)が大事です。間合とは、自分の身の安全を
  守れる最低限の距離をいいます。それは、相手の全身が見え、一歩踏み込んで当たる位置です。

   今年は、今日が最後です。来年もまた一つずつ積み重ねていきたいと思います。「継続は力」なり。
  続けていれば、やがて花が咲くでしょう。どんな花が咲くか楽しみです。
   山本先生、塩田先生、今年も大変お世話になりました。参加者の皆様、ご苦労様でした。来年もまた
  よろしくお願いいたします。
    

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