「氣」の健康教室  活動報告
第 30 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H25年03月17日(日)13:00~16:00
場  所:西条西部地域交流センター(大集会所)
講  師:塩田恭嗣先生(心身統一合氣道会 大阪本部 五段)
参加者:6名


 今日は、いつも活動報告を書いている主催者が参加できず、やむを得ず代わりの者がこの報告書を書かせ
ていただきました。至らない点がたくさんあると思いますが、自分なりにまとめてみましたので、目を通していた
だけると幸いです。
 それでは早速課業に入って参りましょう。
【統一道】
誦句集
   一、座右の銘
   万有を愛護し、万物を育成する天地の心を以て、我が心としよう。心身を統一し、
   天地と一体となる事が我が修行の眼目である。
  
心身統一の四大原則
  一、臍下の一点に心をしずめ統一する。
  二、全身の力を完全に抜く。
  三、身体の総ての部分の重みを、その最下部におく。
  四、氣を出す。

  本来、人間とは自然の一部なので天地と一体となることが目的であって、心身統一や合氣道を極めること
 が目的ではない。自然体でいることがあたり前で、それによって本来の力が出せて、結果がついてくるので
 ある。
  心身統一の四大原則とは、すなわち心の状態のチェックの事を指す。
  「立ち姿の統一」といって、つま先立ちし、踵をゆっくり下ろす事で臍下の一点に氣が集まる。この時、自然と
 重みが下、つまり重心が下になっている。他にも「正座の統一」もあり、これのリラックスした状態とは、仙骨が
 きちんと立って安定している状態である。
  立姿と正座の統一を交互い行い、その間も氣をそらさない事が大切である。
  心の状態をチェックするために、他に後ろから胸の辺りを締めつけてもらうという氣のテストを行った。この
 時、身体に氣が通っていると(安定した状態だと)、ほとんど痛みを感じない。それどころか、臍下の一点を保
 ったまま、締めつけている相手を氣にすることなく歩くこともできる。これらの実験は、考えてはダメで、フィーリ
 ング、すなわち感じるということが大事である。

 ・リラックスの五原則
  一、全身の力を落ちつく可き所に落ちつける姿勢
  二、力が抜けるのではなく力を抜いた姿勢
  三、一番大きく見える姿勢
  四、一番強い姿勢
  五、争わざるの姿勢

  一、全身の力を落ちつく可き所に落ちつける姿勢
      リラックス = 落ちつき
  二、力が抜けるのではなく力を抜いた姿勢
      力を抜いたら、自然と最下部にいく。(臍下の一点)
  三、一番大きく見える姿勢
      氣が出ているから大きく見える。
  四、一番強い姿勢
      握手で氣が通っているかを調べる。
      そっぽを向きながら握手すると、氣は相手に向けられていないので、押されたり引っぱられたりす
     ると、簡単に崩れる(不安定)。力を入れる(力む)と相手と自分の手の境で氣が止まっているので、
     これも不安定な状態。両手できちんと握手し、相手の目をきちんと見て氣を送ると安定しているので、
     押さえたり引っぱられても体勢を崩さない。
  五、争わざるの姿勢
      競争の中で過度に意識しすぎると、自分本来の力は逆に出せない。

 ・氣の意志法の原則
   集中法 : 1/2 , 1/2・・・と頭で考えていくと、意識は臍下の一点ではなく、上へいく。従って身体や手を使
         って、集中法(無限小)を感じる事が大切。1の振り幅から1/2 、1/2と小さくしていくと、いずれ
         はその身体や手は見かけ上は止まったように見える。しかし、実際は無限小は続いている。
         この時、安定した状態である。集中法がきちんと出来ていると、相手に自分の出している手を
         払われても自然とすぐに元の位置に戻る。
   拡大法 :無限大
        (例)目線を下げていると視野は狭いが、顔を上げると遠くまで氣を送ることができる。
        氣の世界では境界線を作ってはダメ。
 
 ・氣の意志法の五原則
  一、把住の姿勢
(つかむこと、集中)
   二、放縦の姿勢(はなすこと、拡大)
   三、調和の姿勢(自由に使えること)
   四、万物の生命を肌で感じられる姿勢
   五、天地の氣の動きを感じられる姿勢(自然に感じられること)

 ・氣の呼吸法の五原則
  一、息が漏れるのではなく吐く
(心地良い音で吐く)
   二、出来るだけ静かな音で吐く(心が静まった状態)
   三、頭部の氣より吐き始め、爪先の氣まで吐く
  四、鼻端より吸い、爪先から始まり頭部に充満するまで吸い入れる
  五、吸い終わったら、臍下の一点に無限に鎮める
   
呼吸法は、酸素を取り入れて二酸化炭素を出すのではなく、氣を取り入れて氣を出すというイメージ
    が大切。
     呼吸には自分の氣持ちや身体の健康状態が表れる。大事なのは、より落ちついた呼吸が出来るよう
    になることなので、苦しくならない長さで、口からハァーと氣を出し、鼻から吸う。

  ・氣圧療法  腰 Aライン
    左右の骨盤の少し上の所を外から内側へ親指を当てて氣を送り込む。
    さらに氣を送っている最中に上半身を前後、左右、又はねじるとなお良い。   
     
 【合氣道】
   ・肩取り一教入り身
   ・片手交叉取り呼吸投げ
   「緩み」 : 氣が通っている(力んでいない)相手に対して、まず緩みをとる。
         例えていうと、タオルが緩んでいる状態だと引っぱっても相手は崩れない。タオルがピンと張っ
        た状態になって初めて、引っぱると相手は崩れる。これと同じ状態を作り、相手を誘導し技をか
        ける。

   平成24年度最後の氣の健康教室でした。こうして健康な日々を送れているのも心身統一合氣道の教え
  を受けていることが大きいと感じています。今年度も今まで以上に精進し、たくさんのことを吸収し身につけ
  ていきたいと思います。
    

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