「氣」の健康教室  活動報告
第 31 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H25年04月14日(日)13:00~16:00
場  所:西条西部公園体育館
講  師:塩田恭嗣先生(心身統一合氣道会 大阪本部 五段)
参加者:7名


 平成25年度が始まりました。一つ一つの積み重ねが、少しずつ理解を深め身についていくものと思います。
今日は新しい参加者が居られませんでしたので、塩田先生のお話しもより細かく、深くなってきたように思います。
 それでは早速 課業に入って参りましょう。
【統一道】
誦句集
   一、座右の銘
   万有を愛護し、万物を育成する天地の心を以て、我が心としよう。心身を統一し、
   天地と一体となる事が我が修行の眼目である。
  
心身統一の四大原則
  一、臍下の一点に心をしずめ統一する。
  二、全身の力を完全に抜く。
  三、身体の総ての部分の重みを、その最下部におく。
  四、氣を出す。

  「座右の銘」とは、自らの心に浸透する言葉という意味である。
  前回と同じく、「心身統一道の目的は、天地と一体となる事である」ことを言われた。
・心身統一四大原則を氣のテストを用いて確認(復習)
  立姿の統一を、肩を押す、折れない腕、持ち上がらない腕で確認。
  立ち方は、左足を少し前へ出す。その方がより安定する。藤平先生は、日常の生活の中で右中心の動作に
 なっているので、左足を前に出し、左から動くことで左を鍛えることを指導されたとのこと。
  続いて、正座の統一を、肩を押す、腕を上げる、膝を上げることで確認。まず「静」の中での心身統一を確認
 した後、立姿から正座、正座から立姿という「動」の中での心身統一を確認する。氣のテストを行う方(B)は、動
 作をする方(A)が立姿から座ろうとする時、前から軽く肩を押す。次に、正座から立とうとする時、後ろから軽く
 押す。Aの動作の基本は、足のつま先の位置に膝先がくるように膝をつく。その時、足のつま先は立てておく。
 つま先を倒し、足の親指どおしを重ね合わせて(どちらが上でもよい)、おしりが軽く浮いたような感じで座る。仙骨は起きた状態。
  逆に、立つ時は膝先の位置につま先がくるように立つ。立つ時は右足から、座る時は左足から行う。一連の
 動きの流れを切らさないように行う事が大事である。つま先まで心が通っていることが大事で、この動作によっ
 てつま先が鍛えられる。
・氣の呼吸法
  いつものように息木に合わせて、吐く、吸うをくり返す。
  その時、心身統一の状態を氣のテストで確認する。氣のテストを行う方(B)は、呼吸をする方(A)が吐く時、
 後ろから、吸う時前から軽く押す。
・氣の原理「心が心身を動かす」を観る実験
  教本「氣と生活」に例を挙げて解説されています。ご参照下さい。
  心は、目には見えない。色もなく匂いもなく形もない。しかし心の状態が身体に表れる。すなわち、身体を
 通して氣のテストによって心の状態を観ることができる。
 〈例 1〉ひき離せない指の輪(Oリング)
   Aは人差し指と親指で円を作る。Bは両手の人差し指と親指を使って、Aの両指を引き離して円を崩そうと
  する。
   Aがただ単に力を抜いて円を作っている場合、Bは簡単に指を離すことができる。
   Aが力を入れている場合、Bの力との相互関係で決まる。どちらにしても、力と力の勝負で、双方ともしんど
  い。
   Aは力を抜いているが、この指はつながっているとか、鉄の輪であるとか、指に水が流れているとか指に
   心を通わせていると、Bが力を入れて引き離そうとしても離れない。氣は実在であり、心の力を実感する。
  〈例 2〉自然にくっつく両指先
    両手を軽く組んで、左右人差し指を自然にのばしたまま、互いに離しておく。両指先を見つめ、一心に両
   指先が接近すると指に心を通わせていると、自然に両指先がくっついてしまう。
    今度は、両指先が絶対にくっつかないとか、指の間につっかえ棒をしていると一心に考えていると、いつ
   まで経ってもくっつかない。
  〈例 3〉頭にくっついた手
    Aは自分の頭に手を当てる。接着剤でくっついてしまったと一心に考えていると、Bが手を離そうとしても
   離れない。
  〈例 4〉腕をつかまれた時
    BがAの手首をつかむ。Aは「持たれた」と思うのと「持たせた」と思うのとで、氣の通い方が全く異なって
   くる。持たれたと思うと、Bに押さえつけられて全く動きがとれない。持たせたと思うと簡単にBを動かすこと
   ができる。さらに、Bのつかんだ手をAのもう一方の手ではさみ、両方の手がつながっていると思うと、Bは
   手を抜くことができない。
  〈例 5〉後ろから絞められた時
    前例と同じく、「絞められた」と思うのと、「絞めさせた」と思うのとでは、氣の流れが全く異なってくる。
   絞めさせたと思うと簡単にBを動かすことができ、逆を取ることもできる。リラックスすると自然に氣は出て
   くる。
    心の力は実在であり、心を通わせることによって、実際に心の力が発揮される。筋肉の力では動かなく
   ても、心の力が作用すれば動かすことができる。「火事場のくそ力」というが、いざという時信じられないよ
   うな力が発揮できるのは、心の力によるものである。
  ・柔軟体操
    氣の流れを意識して、流れの方向に、氣を切らないように体操する。
   1. 手首を曲げる
     反対側の手で手首をつかみ、軽く押す。曲げている方の手の指先の方へ氣が流れていると思うと氣が
    出ている。指先を曲げると手首がのびる。
   2. 鼓関節
     おしりをついて座った状態で、両足の裏どおしを前で重ね合わせて、両手でつかむ。その時、仙骨をお
    こしておくことが大事。両膝を上下させるが、膝先の方へ氣が流れていると思いながらやるとよい。
     続いて、腰から前へ曲げる。下向きではなく、前へ氣が出ているように思いながら、のびる方向へのば
    す。
   3. 開脚、左右前屈
     自然に足をのばした状態でおしりをつき、できる所まで股を開く。この時も仙骨をおこしておくことが大
    事。
     左側から上半身を前へ曲げる(5回)、続いて右側へ(5回)、続いて前屈(5回)、下向きではなく前へ氣
    を送りながら曲げる。
   4. 正座から後ろへ上体を倒す
     大腿四頭筋をのばすが、膝先の方向へ氣が流れていると思いながら行う。続いて両手を頭の上で逆
    に組んで上方にのばし、左右に交互に傾ける。その時、指先の方向に氣が流れていると思いながら行
    う。
  ・後方転倒運動(受け身の練習)
    おしりをついて自然に座る。仙骨はおこした状態で氣は前方に向けておく。仙骨から順番に腰、背中、肩
   と床につくように後ろへ転がる。転がった時、足は上方へのび上がる。頭をつけてはいけない。転がった
   反動で、前へ起き上がる。氣は前向きの状態。それを繰り返す。
    続いて、前へ起き上がった後、立ち上がり立姿の統一した姿勢になる。それから、倒れる際には、まず
   片方の膝をつき、膝から先を反対側の足の方に向かって斜めに床面につき、おしりをついて、以後前述
   した如く、後方へ転がる。それを繰り返す。
    後方転倒運動は首、腹筋を鍛え、氣を強くする。
 
  氣の字習の五原則
   一、素直であること
   二、飽きずに続ける
   三、日常の工夫
   四、潜在意識を変える
   五、指導者たる心がけ


 ・氣圧療法  肩 B、Cライン
   指先から氣が出ているか確認
   ラインの位置に関しては教本「氣と健康」をご参照下さい。

 【合氣道】
   ・受け身の練習
   ・腕廻し技
   ・腕振り技
   ・片手交叉取り呼吸投げ
   ・肩取り一教入り身
  
   今日は、いろいろな動き(体操、合氣道の技)の中で、心身統一した状態で氣の流れをイメージし、氣を
  切らないようにすることを学んだ。
    

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