「氣」の健康教室  活動報告
第 32 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H25年05月26日(日)13:00~16:00
場  所:氷見公民館
講  師:塩田恭嗣先生(心身統一合氣道会 大阪本部 五段)
参加者:7名


 今まで西条西部公園体育館を拠点に活動を行ってきましたが、5月、6月とすでに行事が入っていて場所が取れ
なかったため、氷見公民館をお借りいたしました。申し込みに行った時、公民館長さんより、ぜひ公民館を活用し
てほしいとの申し出があり、塩田先生、参加者の方々とも相談の上、今後、氷見公民館を拠点とし、「公民館サー
クル活動」として行わせていただくことになりました。この地域に根づいてくれることを期待しながら活動を続けて
いきたいと思います。
 それでは本日の課業に入ってまいりましょう。 
【統一道】
誦句集
   五、臍下の一点
   天地は無限の半径で画いた無限の円周である。これを集約したものが我れであり、
  更に集約したものが臍下の一点である。
   我れは、天地の中心の一点を、下腹に包蔵しているのである。
   この一点に心をしずめて統一し、天地に向って無限の氣を発しよう。
  
今日の課業のポイントは、臍下の一点。 その心の状態を氣のテストで確認する。
  ・臍下の一点の五原則
  一、下腹を感じない姿勢
  二、足に重みのかからない姿勢
  三、無息の姿勢
  四、総てを受け入れられる姿勢
  五、総ての原動力が発せられる姿勢


  ・氣のテストの五原則
  一、強弱のテストではなく、不動心のテストである
  二、相手の心境に応じ、適切な指導をする
  三、相手を落とすのではなく、会得させる為にテストする
  四、相手をテストする事によって、自分が会得する
  五、指月の指ではなく、月を教える

・氣の呼吸法
  呼吸によって心の状態がわかる。
  最初は吐くことを意識する。楽に吐けるところまで吐く。
  最も息の出やすい「ハァー」という音で、(下図参照)

呼吸図

  という息の出し方をイメージしながら、無限小に至るまでまっすぐ前に向かって自然に吐く。そこで数秒その
  ままの状態を保持し、臍下の一点に心をしずめる。
  そして今後は自然に吸う。力を入れて吸ってはいけない。息を吐けば自然に入ってくるので、それに任せる。
 吸いきったところで数秒そのままの状態を保持し、臍下の一点にしずめ、呼氣に備える。それを繰り返す。
  酸素を全身に循環させる(吸酸除炭作用)点に関して言えば、口から吐いた方が量を多く吐くことができるが
 、心をしずめるのが目的の時は鼻から吐いてもよい。(無息の呼吸)
  日常、不安を感じる時などは静かに吐けばよい。だんだんと心がしずまっていく。呼吸法やリラックス運動は
 効果的である。また、人を落ちつかせる時は、肩や背中にそっと手を当て氣を送ってあげると心がしずまって
 いく。
・後方転倒運動(受け身の練習)
   転がって起き上がってきた時に、氣が前に出ているかどうか、氣のテストを行う。
   呼吸法、吐きながら後方転倒運動を練習する。
   後方転倒運動で起き上がった後、立ち上がる。そこから逆に膝をつき、おしりをついて後方転倒運動に
   移る。(受け身の練習)
 
・手首の体操  二教技、三教技、小手おろし
   力を入れるとだめで、氣の流れを止めないこと。氣の流れの方向(指先の向いている方向)を観ることが
   が大切。氣が流れていると痛くない。痛いのは力が入っている証拠で、筋肉を感じないように力を抜いて
   楽にやる。
   二 教 技 : 手首を曲げる。
            胸の前で手首を下から上へ突き上げるように。
   三 教 技 : 手首をひねる。(指先の方から見て時計回りに)
            胸の前で手首を前へ突き出すように。
   小手おろし : 手首をひねる。(指先の方から見て、反時計回りに)
            胸の前で手首を上から下へ落とすように。
 ・氣圧療法  腰 Bライン
   教本「氣と健康」P126~130を参照して下さい。
   
 【合氣道】
   ・腕振り技 ・ 腕振り跳躍技 
   ・片手交叉取り呼吸投げ
    この形は、基本技、腕振り跳躍技と腕回し技を組み合わせたもの。したがって基本技を繰り返し練習
    することで、形が自然にできるようになる。
   ・片手交叉取り小手おろし
   ・肩取り一教入り身・転換 
    「入り身」は相手の前側に入り込んでいく。「転換」は相手の背後に入っていく。

   要は臍下の一点、いかに心がしずまっているか
   合氣道でも日常の生活でも同じこと。氣のテストをすれば心の状態を確認できるが、日常の生活の中で
   はそれはできないので、氣のテストを行った時の感覚を覚えておく。瞬間的にはできても、 それを持続
   することは難しく、常に一点にしずまった感覚でやる。
              

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