「氣」の健康教室  活動報告
第 35 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H25年08月04日(日)13:00~16:00
場  所:氷見公民館
講  師:塩田恭嗣先生(心身統一合氣道会 大阪本部 五段)
参加者:8名


 猛暑が続く中、今日も日差しの強い暑い一日でした。
 早朝、心身統一合氣道会報第4号が家に届きました。巻頭の藤平信一会長のご挨拶の内容は大変興味深く
皆さんにも少しご紹介しましょう。
 現代、若者に周りとコミュニケーションがとれない人が増えています。人間関係を構築する上で最も重要なこと
は、相手の状態を的確に掴むことであり、相手を理解すること。そのために「相手に心を向ける」ことが大切で、
技の稽古を通して相手に心を向ける訓練をしましょうという内容でした。とても大事なことだと思います。
 相手に心を向けるためには、心の向きは「内向き」ではなく、「外向き」でなければなりません。
今日も自分の心をしっかり「外向き」にして稽古に望もうと思いました。
 今回は一人新しい参加者が居られました。心身統一合氣道は全く初めてということでしたので、久しぶりに藤平
光一先生が創立された心身統一合氣道の紹介がありました。
 それでは課業に入って参りましょう。
 本日のテーマは気を出す
【統一道】
 ・心身統一四大原則の説明(復習)
  心身統一とは、心身一如、つまり本来心と身体は一つであるということであり、すなわちそれが自然体である。
  心身統一合氣道では、それぞれが正しいかどうか「氣のテスト」で確認しながら会得していく。
  自然体とは、自然な姿勢であり、最も楽で最も安定した姿勢ということができる。姿勢には身体の状態と心の
 状態がある。
 ①安定した姿勢
   身体の状態 : 立姿 ‐‐‐ つま先立ちして、ゆっくり踵をおろす。
                  つま先に氣が通っている状態。
                  (前傾、つま先が浮いている状態と比較する)
            正座 ‐‐‐ 仙骨が立っている状態。
   心の状態  :  上体の最下部、すなわち下腹部の中の臍下の一点(恥骨の上あたり)
           に心が静まった状態 [臍下の一点]
  ②リラックス
   力が入った状態(緊張)、力が抜けた状態(脱力、虚脱)、力を抜いた状態を比較、全身の力を完全に
  抜いた状態の時が [リラックス] であり、一番強い状態である。
 ③落ち着き
   身体の総ての部分の重みをその最下部に置く。 [重み下]
   重み下とは感覚、重さとは質量であり、重みと重さとは違う。最下部とは臍下の一点であり、落ち着いた
  状態の時は感覚が臍下の一点にある。腹が立ったり緊張したりした時は、感覚がそれよりも上に上がって
  いる。
 ④[気を出す]
   氣とは生命力、生命エネルギーのことである。
   臍下の一点、リラックス、重み下ができていれば、自然に氣は出ている。
   氣は心の状態によってかわる。心が内向きの時はマイナスの氣、外向きの時はプラスの氣が出ている。
以上、心身統一の四大原則の一つ一つは言葉は違えど、みな同じことであり、一つができていれば心身統一
はできている。但し、それが正しいかどうか氣のテストを用いて確認し、その時の感覚を覚えておく。自然に行
えて、初めて身についていると言える。
・言葉の力(言霊)
  プラスの言葉を発した時は氣が出ている。マイナスの言葉を発した時は氣が引っ込んでいる。
  プラスの言葉 : 「ありがとう」「うれしい」「好き」などの言葉を発した時と、マイナスの言葉 : 「きらい」「しんど
 い」などの言葉を発した時とで氣の出方を確認する。毎日の生活の中で発する言葉がいかに大切かがわかる。
・持ち上がらない身体・人間ブリッジ
  教本「氣と生活」P54の(例四 人の橋)をご参照下さい。
  Aは、床の上にまっすぐに横になり、両手を伸ばして身体につける。B、Cは頭と両足を持って同時にAを持ち上
 げようとする。Aが何も考えていない時、あるいは力んでいる時は、B、Cが持ち上げようとすると、腰のところで
 折れ曲がってしまう。Aが身体の力を抜き、自分は一本の鉄棒になったと一心に考えていると、B、Cが持ち上げ
 るとAの身体はまっすぐ伸びたまま持ち上がる。その上に二、三人乗ってもびくともしない。しかもAは大して重く
 感じない。心がいかに身体に作用するか、また心の力がいかに大きいかを体験できる。 
五つの誓い(五つのプラスの言葉)
  私は今からプラスの心で考えます
         プラスの心で話します
         プラスの心で行動します
         プラスの心で人に接します
         プラスの心で社会に貢献します

 プラスはプラスを呼び、マイナスはマイナスを招く。
氣を出す五原則
  一、身体を意識しない姿勢
  二、遠心力の働く姿勢 
  三、慈眼温容の姿勢
  四、一番しずかな姿勢 
  五、明るく氣にしない姿勢

  

 時間がなく個々の説明はあまりありませんでしたが、第七回活動報告の中に詳しく紹介していますのでご覧
下さい。

 ・体操  一教技、前後技
   前回から引き続いて「一教技」の練習をした。小指の線から上の方に向かって氣が出ていることをイメージ
  しながら行う。
   「前後技」は一教技を向きを前後に180°回転させながら行う。前方に向かって氣を発し、交互に向きを変
  えることによって心を切り替える訓練になる。
 ・氣圧療法  頭
   指先から氣が出ているか確認する。
   力を抜いて、皮ふは弾力があるので止まるところまで押えて氣を注入する。
  心が落ち着いた状態でやる。
   ラインについては教本「氣と健康」をご参照下さい。

 【合氣道】
   ・体操
    腕廻し技、腕振り技、腕振り跳躍技、一教技、前後技、前進後進技など
   ・片手交叉取り呼吸投げ(入り身)
   ・片手取り転換呼吸投げ
   ・片手取り四方投げ
   ・横面打ち四方投げ(転換から入り身)
   ・横面打ち四方投げ(転換の転換)
   合氣道は心身統一の一つの表現方法であり、前回に続き、適切な間合を図り、相手の氣を観、氣で
  応じる稽古をした。
    
              

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