「氣」の健康教室  活動報告
第 41 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H26年02月23日(日)13:00~16:00
場  所:氷見公民館
講  師:塩田恭嗣先生(心身統一合氣道会 大阪本部 五段)
参加者:6名


  今月も日程変更となり、前回1月の活動日から1ケ月と2週間も開いたので、本当に久しぶりの感があります。
  今日は晴天の日和で、最近の底冷えのする寒さから一変、暖かさを感じる一日でした。
 今回はいつものメンバーでしたので、早速課業に入っていきました。
  本日のテーマは氣のテスト
 氣のテストは二人一組になって、氣のテストをする方[A]と される方[B]、両者が心身統一の状態を会得していく
 ための方法である。
  【統一道】
 ・誦句集
   二十二、氣のテスト
   心は色もなく、匂いもなく、形もなく、捉えようもないもの。
   しかし、心身は一如である故に、捉えられる身体をテストする事によって、捉えら
  れない心の状態を知ることが出来る。これが、氣のテストである。
   氣のテストは強弱を論ずるテストではない。これを行う者は、先ず、自ら心身を統
  一し、正しいテストを行い、相手に心の状態を知らしめる事が肝要である。
   「心が身体を動かす」という氣の原理に基づき、心は見えない、捉えられないもので、身体の状態を通して、
  心の状態を確認する。
 ・氣のテストの五原則
  一、強弱のテストではなく、不動心のテストである
  二、相手の心境に応じ、適切な指導をする
  三、相手を落とすのではなく、会得させる為にテストする
  四、相手をテストする事によって、自分が会得する
  五、指月の指ではなく、月を教える
  
五番目について、例えて、指で月を差し示す時、指は月を示すための手段であって見るもの(つまり目的)
  は月である。 同様に、氣のテストは心の状態を確認する手段であって、目的は心身統一を会得することで
  ある。
  心身統一道には、まず、初級・中級・上級(-続いて初伝・中伝・上伝・奥伝とあり、奥は深い-)とあり、氣の
 テストの仕方もレベルに応じて異なる。
  初級 : 心身統一の状態を理解させる段階で、触れてから押す
       [A]は[B]の左側に立って右手で押す。
       [A]は[B]を押すことによって、自分も心身統一の状態を会得していく。
  中級 : 心身統一の状態を持続させる段階で、いきなり押す
  上級 : 周りの状況に左右されずに心身統一の状態を維持させる段階で、相手の顔を観て心の状態を察知
       して押す

 ・いろいろな姿勢、動作の中で、氣のテストをする方[A]とされる方[B]のし方について学ぶ。
 まずは基本である心身統一道初級の項目から、
   立姿の統一(臍下の一点)
   折れない腕(氣を出す)
   持ち上がらない腕(重み下=落ち着き)
   静坐の統一(リラックス)
   動中の統一
  立姿について[B]は踵をそろえて立つよりも、左足を半歩前へ出して立つ。又は、一歩、一歩半出して半身に
 なる。その方がより安定する。そして身体を回転させやすく、自由に動きやすい。藤平宗主曰く、日本人は右利
 きの人が多く、日常右中心の生活になっているので、左側がおろそかになっている。そのため左足を前に出し
 て鍛えるのである。
 [A]は力で押すのではない、力で押すと[B]は力で抵抗する。これでは全く意味がない。力で抵抗するのは、心が
 動いているのである。
  動中の統一の時、[A]は[B]が坐る時は前から、立てる時は後ろから押す。押すタイミングは最も不安定になり
 やすい時。すなわち、坐る時は左膝をついて右足を後ろに抜いた瞬間、立てる時は立とうとして腰が浮いた瞬間
 を見計らって押す。
  また、人間の身体の構造、骨格や筋肉のつき方から観た身体の動きの物理的理屈を考えながら、押す。
 人間の身体は横からの力に弱い。静坐の統一の時、[A」が腕を持ち上げるのは肩の方向に上げる。肩の構造
 から観て、横方向には動きやすい。
  「手を前に出して下さい」と云われると、手先に意識がいき無意識に手先から出す。この時は、「折れない腕」
 「持ち上がらない腕」でやったように、重みは下にあり氣が出ている。一方、「手首を前に出して下さい」と云われ
 ると、腕に意識がいき腕の上側に力が入り、感覚が上にくるので、弱い。「持ち上がらない腕」でテストしてみると
 簡単に上がる。ちょっとしたことだが、日常の動作の中では自然に力が入っていることが以外に多い。力が入る
 と氣は止まる。指先から動かすことをイメージしながら動く。
  次に[B]は腕を出して片足を上げる。臍下の一点にしずまっていれば、安定する。[A]は前から[B]の手首を押
 してテストする。[B]は押されると思うと心が動いて不安定になる。相手に氣を向け、自分の片足と相手[A]の両
 足の三本で立っているという感覚になると、安定していてびくともしない。(自分の氣と相手の氣の合流)
  さらに、それでいて目を閉じてテストを行う。これは上級の項目である。
・氣の呼吸法
  今日は「無息の呼吸」の稽古をした。すなわち、鼻から吐いて鼻から吸う呼吸法で、音が全く聞こえない。
 しずかに呼吸する。より心がしずまってくる。息が乱れるということは、心が動いている。
・体操
  腕おろし技・腕振り技、腕振り跳躍技・左右技・一教技、前後技、八方技
舟こぎ技

  正しい腰の使い方の訓練である。左足を前に出し、臍下の一点から出すように腰を前に出すそして後ろに
 引く。上体が水平に前後に移動するのが良い。手を腰につけておいて、腰を前へ移動させる時に、勢いよく手
 を前に出す。次に腰を後ろに引いてから、手を腰に戻す。それを繰り返す。
・氣圧療法  肩
 Cライン
 教本「氣と健康」P83~87を参照して下さい。
 氣を送ろうなどと考えると氣は止まる。何も考えない。
 氣圧療法の五原則
 一、臍下の一点より氣を出す
 二、身体に力を滞らせない
 三、筋をこわさぬよう中心に向かって直角に圧す
 四、指の先端を無限小に集中する
 五、点を考えず流を考える
  
  【合氣道】
  ・片手取り両手持ち呼吸投げ(円 運動)
   ・片手取り両手持ち呼吸投げ(8の字)
  ・片手取り両手持ち一教
  大切なのは、流れを切らないようにすること。その時の状況に応じて臨機応変に技を変える。
  
  

                       

image