「氣」の健康教室  活動報告
第 43 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H26年04月06日(日)13:00~16:00
場  所:氷見公民館
講  師:塩田恭嗣先生(心身統一合氣道会 大阪本部 五段)
参加者:6名


  西条は武丈公園をはじめ、加茂川沿いには至る所で桜が見られ、塩田先生をお迎えに行った折もあちこちで
 満開の桜を見ることができました。日中は春らしい陽氣になってきましたが、今年は早朝はまだ寒い位の気温で
 すので、氣のせいか、例年よりも桜が咲いている期間が長いように思います。
  今日はいつものメンバーが揃いました。心身統一道初級の項目の基本をさらっと復習した後、早速課業に入
 っていきました。
【統一道】
 ・誦句集
   一、座右の銘
   万有を愛護し、万物を育成する天地の心を以て、我が心としよう。
   心身を統一し、天地と一体となる事が我が修行の眼目である。
  心身統一の四大原則
  一、臍下の一点に心をしずめ統一する。
  二、全身の力を完全に抜く。
  三、身体の総ての部分の重みを、その最下部におく。
  四、氣を出す。
 ・心身統一道初級の項目(基本の復習)
  姿勢 立姿(安定)
  折れない腕(氣が出る)
  持ち上がらない腕(重み下 ― 落ち着き)
  静坐(リラックス)
  ここまでは静中の統一なので、比較的やりやすい。
  動中の統一
  立姿から静坐へ、静坐から立姿へ。動くと臍下の一点が動くので、心身統一の状態を維持するのは
  難しい。身体より先に心を動かすのがこつ。日常の生活の中で、常に心身統一の状態で居られるよう    
  稽古する。
  氣が通っているかどうかを感じとる稽古をした。(握手、6対1で見合うなど)
 ・氣の学習の五原則
  一、素直であること
  二、飽きずに続ける
  三、日常の工夫
  四、潜在意識を変える
  五、指導者たる心がけ

    潜在意識を変える ― 最初は何も意識していない。それを意識することから始まる。
   意識しながら、繰り返し繰り返し訓練することにより、無意識にできるようになる。
  ・氣の原理
    「心が身体を動かす」 ―  心が動いて、その通りに身体が動く。
   最も大切な氣の原理である。
   実験を通して心がいかに身体に作用するかを体感した。
   [実験 1] ひき離せない指の輪(教本「氣と生活」P50参照)
     Aは人指し指と親指で円を作る(0リング)。Bは両手の人指し指と親指を使ってAの両指を引き離して
    円を崩そうとする。
    Aが①何氣なく円を作っている時。②力を入れて円を作っている時。③「この指には氣が流れている」とか
    「鉄の輪である」とか心を使って円を作っている時で比較する。
    ①は簡単に離れる。②は力が強い方が勝つ。③Aは楽に円を作っているのであるが、指は離れない。
   [実験 2] 額につく手
     Aは額に手を置く。Bはその手を額から離そうとする。
     Aが①ただ単に何氣なく額に手を置いている時。②力を入れて額に手をくっつけている時。③「額に
    手がくっついてしまった」と思いながら手を置いている時で比較する。結果は実験1でやった時と同じく、
    ③の場合はAは楽にやっているのに手は額から離れない。
     実験1.2を通して、①は氣が抜けている状態、②は身体だけ使っている状態、③は心を使い、氣が出て
    いる状態である。このように心の力は実在であり、心を使うことで氣が出る。
    氣が出ている時は強い。このように比較することで、見えない心の状態を感じることができる。
  ・後方転倒運動
    受身の稽古。背中のマッサージにもなる。
    やり方は、あぐら姿で座る。後ろへ転がる。その時、足を軽く上へ伸ばす。ポイントは常に氣を前へ向けて
   おくこと。後頭部を床につけないようにする。転んだ反動で起き上がる。氣を前へ向けておく。これを繰り返
   す。 
  ・氣の呼吸法
    いつものように呼吸法の稽古をした。
    氣の補給をする。リラックスして落ち着いてやる。氣を切らないことが大切である。
   吐く吸うを自然に任せて楽に行う。呼吸が苦しくなるのは正しくない。
    気合を入れる時も、呼吸法の要領で行えば氣が出ている。
  ・ワンネスリズム体操
    「ワンネス」とは心身統一という意味である。
    同じ動作を2回ずつやる。1回目だけでは心がついてきていない。2回繰り返すことで、心が身体に追い
   つき、心身一体となる。日常私たちは無意識に動いているが、まず心を動かしてから身体を動かすように
   訓練すると、いつも心身一体の状態、すなわち氣が出ている状態を維持することができるようになる。
    2回ずつの動作をリズムに合わせて、力を抜いて行う。1.2.3.4のリズムの間隔は1.2秒に設定され
   ている。
    この体操は筋肉を鍛えるためのものではなく、動作の中で心身統一をつくるための訓練法である。
  ・氣圧療法  肩 ・ 首
   Cライン、Bラインを行う。
   教本「氣と健康」P83~87をご参照下さい。
   
  【合氣道】
   ・片手交叉取り呼吸投げ
   ・片手取り転換呼吸投げ
   ・肩取り一教入り身
   ・肩取り一教転換
    形を、基本の技に分解してそれぞれを組み合わせながら覚えていく稽古をした。
   ポイントは流れを切らないようにすること。

                         

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