「氣」の健康教室  活動報告
第 50 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H26年11月30日(日)13:00~16:00
場  所:氷見公民館
講  師:塩田恭嗣先生(心身統一合氣道会 大阪本部 五段)
参加者:6名


 私は、毎朝 氣の呼吸法をやっています。今までどうしても呼吸をコントロールしてしまい、力が入っていたの
ですが、だいぶん吐くに任せる、吸うに任せるという自然に呼吸する感じがわかってきたように思います。うまく
できている時は本当に楽で、氣が充実しているのがわかります。
 本日のテーマは、その氣の呼吸法。楽しみに待っていました。
 早速、課業に入ってまいりましょう。
 【統一道】
 ・誦句集
    十五、氣の呼吸法
   出づる息は天地よろず世に及び、入る息は腹内の寸分のうちにおさまる。氣の呼吸法
  は、心身統一の秘法である。
   夜来、天地静まり寂として声なき時、独りこれを行えば、我が天地か天地が我か、即
  ち、天地と一体となる至妙鏡に至る。
   この時、人間本来の生命力が、最高に活動するのである。

    氣の呼吸法は神道禊教の呼吸法からきたもので、「出づる息は天地よろず世に及び、入る息は腹内の
   寸分のうちにおさまる。」という表現はその教えからとったものである。
    「我が天地か天地が我か」という表現は、天地と一体となり自分の感覚がなくなった状態を表し、至極
   氣持ちのよい感覚になる。やっている感じがある時は、未だ不十分である。
  ・氣の呼吸法
   まず、心身統一初級の項目で、統一の状態を確認する。
   呼吸は心の表れ。力んだ時は呼吸は止まっている。落ちついている時は深く長い呼吸、虚脱状態の時は
  早く浅い呼吸になっている。
   氣の呼吸法は自分で意識してコントロールしようとするとだめで、自然な(意識したものではないという意味)
  
腹式呼吸である。吐き切らなくてよい、余力があった方がよい。吐く、吸うの間の「間」が大切で、「間」の間に
  心が1/2、1/2・・・と無限にしずまっていく状態になる。これが「氣の意志法」の集中法である。大抵は吐く息の
  方が吸う息より長い。
 ・氣の呼吸法の五原則
  一、息が漏れるのではなく吐く。
  二、出来るだけ静かな音で吐く。
  三、頭部の氣より吐き始め、爪先の氣まで吐く。
  四、鼻端より吸い、爪先から始まり、頭部に充満するまで吸い入れる。
  五、吸い終わったら、臍下の一点に無限に鎮める。

    一、は溜め息(虚脱状態)ではないという意。二、自然に出やすい「ハァー」という音で静かに吐く。荒々しい
   のは力が入っている。三、四は長く吐く、吸う時のこつを述べたもので、このようにイメージしながら稽古する
   とよい。現在は余り長いということにはこだわらず、自分に合った長さで、楽に呼吸することに重点が置かれ
   ている。五、は前述の「氣の意志法」集中法のことで、自然に心がよりしずまっていく。
  〈応用編〉 動作の中での呼吸法
   ・寝ながら
     まず統一の状態になる。リラックスして心が静まった状態。重み下の状態である。
    腹が緊張せず、楽に吐けるところまで吐く。腹に重力がかかるので息は短めになる。
    吐く、吸うは短めで少し「間」を長めに、楽にやることがポイントである。
   ・歩きながら
     統一の状態でやること。楽に吐けるところまで吐く。少し「間」を長めに四歩ほど歩いてから吸い始める。
    吸い終わってから六歩ほど「間」を置く。この「間」を置くことが大切である。
     身体に負荷がかかっている時は力が入っているので、呼吸法は無理である。
   ・無息の呼吸
     鼻で吐いて鼻で吸う。呼吸しているかどうかわからない程しずまっている状態。
     昔の武士は相手に感ずかれないよう、無息の呼吸をやっていた。
    健康にとっては口から吐く方が、息の量が多くなるのでよい。
   ・一息の呼吸
     号令をかける時の呼吸で、腹をリラックスさせ一機に「ハァ」と吐き出す。そして無限に集約していく。
  ・体操
    ワンネスリズム体操  左右腕振り運動
  ・氣圧法  目、鼻、口、耳
    教本「氣と健康」P102~「顔のライン」を、また実技についてはP140~146をご参照下さい。

   【合氣道】
   ・ 柔軟体操、後方転倒運動(受け身)
   ・基本技 
    腕振り技・ 腕振り跳躍技、二教技・三教技・小手おろし技、一教技・前後技・八方技
    左右技・横跳び左右技、舟こぎ技、前進後進技、下方手首交叉技・上方手首交叉技
   ・片手交叉取り呼吸投げ・片手取り転換呼吸投げ
   ・肩取り一教入り身
   ・横面打ち四方投げ入り身
   ・天地投げ入り身・転換
   ・「入り身」と「転換」をどう使い分けるのか。その時の周りの状況により、後ろに下がれない場合は
    「入り身」で前へ出ていくしかない。相手が複数人いる場合は、「転換技」を用いながら相手と距離
    を置く。   
  
          

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