「氣」の健康教室  活動報告
第 60 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H27年09月13日(日)13:00~16:00
場  所:氷見公民館
講  師:塩田恭嗣先生(心身統一合氣道会 大阪本部 五段)
参加者:4名


  平成22年10月10日に第1回目のあいわす倶楽部氣の健康教室を始めて満5年が経ちました。延べ42人の
 方が参加されていますが、興味を持たれて参加しても続いて居られる方は少ないようです。原因として考えら
 れるのは、月に1回の活動なのでなかなか氣持ちが続かないことがあげられると思います。目に見えない「氣」
 の存在を体感してその価値に氣づくまでには、やはり毎日の生活の中で練習しなければなりません。
 藤平会長はよく自転車に乗る練習と同じだとよく言われます。
  これから、この氣の健康教室をどう盛り上げいくかが課題です。現在、心身不健康で悩みながら生きている
 方は多く居られます。心身統一合氣道を通して、一人でも多くの方を救ってあげたいと願っています。
  今回のカリキュラムが心身統一四大原則の相関関係のまとめでしたので、日頃 疑問に思っていることを塩
 田先生に素直に質問することができ、内容の濃い活動ができました。
  それでは、本日の課業に入って参りましょう。
 【統一道】
  ・誦句集
   四、心身統一
   心身は本来一如である。
   氷山の一角のみを我が力と思い、その非力を嘆くこと勿れ。
   心身を統一し、天地に任せ切った時、人間本来の偉大なる力を発揮出来るのである。

   「心身統一」とは心身と天地は一体であるという意味。心と身体は本来一つのものであり(心身一如)、天地
  と一体となり最大限に氣が交流することで、本来の偉大なる力を発揮できるのである。
  ・統一道初級の項目の確認
    まず姿勢が大切。安定した姿勢が重要である。その時、臍下の一点に心をしずめる(心の置きどころ)。
   立姿、正座の時の心の置きどころ(一点)は臍下であるが、姿勢によって一点の位置は変わる。その位置
   を感覚的に捉えることが大切である。
   その時、身体はリラックスして落ちついている。心身統一し、最も天地の氣が交流している状態である。
   氣のテストで確認する。
  ・氣の呼吸法・意志法
    呼吸は心の状態の表れである。怒っている時、過度に緊張している時は、呼吸は荒くて速い。だらっとし
   ている時(虚脱状態)、呼吸は浅い。力んでいる時は呼吸は止まっている。心がしずまっている時は、呼吸
   は深くゆっくりしている。
    「吐く」を訓練する。まず安定した姿勢で統一体になる。口を母音「ア」の形に開けて、ゆっくり「ハァー」と
   吐き出す。息の残量が少なくなると、音は聞こえなくなるが1/2,1/2・・・・としずかに集約していく。長く吐こう
   と意識すると力が入って苦しくなるので、普段の自然に行っている呼吸より少し長いくらいの感覚で始める
   とよい。とにかく、自分で息をコントロールしようとしたらだめで、自然に吐くに任せる。この感覚を捉えるこ
   とが大切。吐き終わったら3秒程しずかに待つ。その時、自然に少し前屈みになる。
   吐き切ったら、口をつむって自然に息が入ってくるように吸う。意識して吸うのではない。息が入り切ったら
   3秒程しずかに待つ。その間に軽く前傾した姿は元に戻る。吐く時も吸う時も3秒程待つ間、息を止めては
   だめで、静止状態である。
    苦しくなったら、姿勢、統一体からリセットしてやり直す。
    正しくできていれば楽で氣持ちよくなり、血液循環がよくなるので身体も暖かく感じる。
   呼吸がしずまれば心身もさらにしずまって、よりリラックスすることができる。
    呼吸は内の空氣と外の空氣の交流であって、自分の氣と天地の氣との交流の最たるものであり、日常
   生活の中で活用するとよい。
    無息の呼吸
     鼻から吐いて鼻から吸う。1回に吐ける量は少なくなるので、息は短くてよい。より心をしずめていく。
    一息の呼吸
     「ハアッ」と一機に吐いて、吸うのは自然に任せる。力が入りやすいので氣をつける。力が入っている
    と息が止まってしまって吸えない。何回かしていると頭がくらくらしてくるのは息が吸えてないからで、脳
    が酸欠状態になっているのである。
    まず、普通の呼吸法が出来だしてから、次の段階で一息の呼吸の稽古をやるとよい。
     その次の段階では、一息の呼吸に声をのせていく。氣合や号令の発声法である。呼吸と発声は同じ
    もので、息を吐いている時にしか声は出ない。
     最後の段階では、呼吸と動作を合わしていく。技の中のどこで氣合や号令の声を発するか、動作の中
    で最も動きの速いところで発声する。(氣息一致)
     氣の意志法は心をより深くしずめていくための訓練法であるから、稽古としては先に氣の意志法で心
    をしずめてから、氣の呼吸法をやるとより効果的である。
  ・木剣の振り方
    前述の氣息一致に則って、どこでかけ声をかけるのか。振り降す前でも後でもなく、まさに振り降して
   いる瞬間に「イエイ」と声を発する。
  ・氣圧法   腕
    AからHまでのラインの紹介
    誰でも氣は出ているのだから、必ず効果は出る。しかし、相手との信頼関係(心の交流)がないと
   氣の交流はない。

   【合氣道】
    いつものように、まず柔軟体操、基本技を行う。
   ・片手交叉取り呼吸投げ
   ・横面打ち四方投げ
   ・横面打ち呼吸投げ
   ・胸突き小手おろし
    根本的な原理原則をふまえてやると、自然にできている。
    いかなる動作の時も、心の向きは相手に向かって三角形になっている。これをくずさないようにすること
   が大切である。
   ・木剣技1
     動きとして12まであるが、そのうち4までを習う。
     足の運びが大切である。すぐに次の動作に移れるように後ろ足をつけて足幅を拡げない。