「氣」の健康教室  活動報告
第 62 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H27年11月01日(日)13:00~16:00
場  所:氷見公民館
講  師:塩田恭嗣先生(心身統一合氣道会 大阪本部 五段)
参加者:5名


  今回は仕事の都合でしばらく休まれていた方が、久しぶりに参加されました。思わぬお顔を拝見して、非常に
 嬉しい思いをしました。休んでいる間にも氣圧法を試みられていたそうで、日常生活の中で氣の訓練をすること
 で、いろんな効果を見い出せることを改めて確認できました。
  私は長らく剣道をしていました。その中でいろんな精神論、心の持ち方などを学んできましたが、日常生活に
 はなかなか結びつきませんでした。それは、剣道が目的だったと思います。しかし、心身統一合氣道の目的
 は、日常生活の中でそれを活かすこと、合氣道はそのための手段であることをはっきりと述べられています。
 私はまだまだ未熟ではありますが、心身統一合氣道を通してより充実した人生を歩みたいと思います。その
 ためには、より確固たる覚悟が必要です。これからもっともっと真剣に心身統一合氣道を修練していきたいと
 思います。
  さて、今回のテーマは氣の呼吸法
 だいぶん楽にできるようになりましたが、「息をコントロールしない、自然に任せる」というのがなかなか難しいで
 すね。
  それでは本日の課業に入って参りましょう。
  【統一道】
  ・誦句集
   十五、氣の呼吸法
  出づる息は天地よろず世に及び、入る息は腹内の寸分のうちにおさまる。氣の呼吸法
  は、心身統一の秘法である。
   夜来、天地静まり寂として声なき時、独りこれを行えば、我が天地か天地が我か、即
  ち、天地と一体となる至妙鏡に至る。
   この時、人間本来の生命力が、最高に活動するのである。

   ・統一道初級の項目の復習
    動中の統一について
     立姿から正座、正座から立姿になる動作の流れを確認した。立姿から座る時は前から、正座から立つ
    時は後ろから肩を軽く押して、安定しているか氣のテストで確認する。
    正座から立つ時は、膝立ちすると同時に足の爪先を立て、右膝から立つ。
    これは心身統一合氣道が武道から発生しているためで、昔武士は左側に帯刀していたので、立ち様に刀
    を抜き易いように右膝から立っていたことに由来する。茶道などでは左膝から立つので、そこの流儀が
    異なる。
   ・「氣」と「心」の違い
     「気配り」「心配り」というように、「氣」と「心」は同じような意味合いで使われるが、「氣」と「心」は違う。
     「心」は私の心、あなたの心というようにそれぞれに一つであるが、「氣」は天地の氣であり、私にもあな
    たにも同じ氣が交流している。心は一つの方向に向ける。することに心を向けることで、氣は四方八方(
    全方向)に出る。氣が通っていると、身体は全身を一つとして使っている。日常の諸動作で常に全身を一
    つとして使うことを意識することが大切である。例えば、氣圧する時も指先だけで氣圧するのではなく、
    全身で氣圧しているとイメージする。
   ・木剣の持ち方
     木剣は握るのではなく、軽くはさむように持つ。その時、親指の方で持つのではなく、小指の方で持つ。
    小指は臍下の一点につながっている。
   ・氣の呼吸法
     氣の呼吸法は全身呼吸である。姿勢が安定していることが、大前提で身体、心の状態が呼吸に表れる。
   「ハァー」という音が一番吐きやすく、喉の力を抜いて澄んだ音で自然に吐くに任せる。自分の耳に聞こえ
   る程度の大きさでよい。肩や胸に力を入れてはいけない。普段より少し長めの位でよい。無理をせず、とに
   かく楽にすることが肝心である。
    氣の呼吸法の効果として、心がだんだんと静まってくる(氣の意志法)。血液循環が良くなる。毎日やるこ
   とで身体の不調が分かるようになり、健康のバロメーターになる。
    口から吐いて鼻から吸うのが基本であるが、無息の呼吸の時は鼻から吐いて鼻から吸う。呼吸法の応用
   として、「寝ながら」と「歩きながら」の呼吸法を体験、練習した。
  ・氣の呼吸法の五原則
  一、息が漏れるのではなく吐く。
  二、出来るだけ静かな音で吐く。
  三、頭部の氣より吐き始め、爪先の氣まで吐く。
  四、鼻端より吸い、爪先から始まり、頭部に充満するまで吸い入れる。
  五、吸い終わったら、臍下の一点に無限に鎮める。

    吸い終わったら、静止の状態で3~4秒待つ。この時心がよりしずまっていく(氣の意志法)。
   
  ・氣圧療法  目
   教本「氣と健康」身体のラインP103をご参照下さい。
   目は自己氣圧すると良い。
  
 
  【合氣道】
   柔軟体操、基本技
   ・木剣技1の1~4まで
   ・両手取り天地投げ入り身
   ・呼吸動作