「氣」の健康教室  活動報告
第 67 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H28年04月24日(日)13:00~16:00
場  所:氷見公民館
講  師:近藤裕一郎先生(心身統一合氣道会指導員・氣圧法認定者 弐段)
参加者:7名


  平成28年度が始まりました。先月から新しい講師 近藤裕一郎先生にご指導いただいていますが、今月から
 近藤先生が立てられたカリキュラムに沿って行って参ります。心身統一合氣道では、心と身体の本来の使い
 方を体得することを目的として、日常生活の中で氣を修得していくための「統一道」、手当てを通しての「氣圧
 法」、武道としての「合氣道」を学びます。統一道には、「氣の不動法」「氣の体操法」「氣の呼吸法」「氣の意志
 法」があります。年間カリキュラムをご覧になるとわかりますが、近藤先生は各回テーマを絞って、これら4つの
 方法を順番に行っていくようにカリキュラムを立てられています。ですから、それぞれの方法を年に3回ずつ受
 講できるようになっていますので、皆さんがスケジュールを調整する上で、満遍なく受講されることをおすすめし
 ます。午後1時から始まり2時間は「統一道」と「氣圧法」(20~30分程)、その後1時間は「合氣道」を稽古するカ
 リキュラムになっています。合氣道の技の動きを通して相手の氣を知り、相手を導く稽古は、社会生活を営む
 上で上手くコミュニケーションを得るのに本当に役に立ちます。そんな厳しい稽古をすることはありませんので、
 統一道だけでなく一人でも多く合氣道も学んでほしいと思います。
  それでは本日の課業に入って参りましょう。
 【統一道】
   今回のカリキュラムは、氣の不動法。心身統一の四大原則の第一「臍下の一点」です。
  氣の不動法では、氣のテストを通して統一状態を確認することにより、正しい心と身体の使い方を修練し、体
  得していきます。無意識に(自然に)できるようになって初めて体得したと言えます。
   ・姿勢
    日常生活の中で最も影響を及ぼしているものに「姿勢」があります。心が身体を動かすわけですが、身体
   の状態も心に影響を及ぼします。
    心身統一の観点から「正しい姿勢」とは、楽で持続できる、無理なく安定している状態をいいます。
    立姿において、いわゆる「氣をつけ」の姿は、きれいに見えるかもしれないが、不安定で力が入っているの
   で持続できない。
  ・つま先立ちしてから、ふわっと踵を降した姿勢
  ・軽くジャンプして着地した時の自然な姿勢
  ・足踏みして自然に止まった時の姿勢
  これらは足先まで意識が行っていて氣が通っている。安定した姿勢である。氣のテストをして確認する。
   次に、身体は変わっていなくても、眉間にしわをよせたり、考え事をしたりして意識が上がると安定はくずれ
  る。何もしないでそのまま放っておくと、感覚がストンと下がるのが感じ取れる。
  その場所はどこなのか?上半身の重みがかかっているところ、感覚がしずまっているところ、力が入らないと
  ころ、臍下丹田(せいかたんでん)でこの3つの条件が備わっているところを「臍下の一点」といい、恥骨の上あ
  たりがその場所である。
   立姿、正座の時は臍下の一点が、感覚の落ちつく場所であるが、姿勢によって、また動作の中では感覚の
  置き場所(一点)は変わってくる。あぐら姿や前傾姿勢、身体を反らした姿勢などで感覚が落ちつく場所を見つ
  ける。 動作によって柔軟に意識の向け所を変える。いずれの場合も臍下の一点より下方に意識を向ける。
  日常の動作の中で一点を保持することが大切で、日常すべてが稽古の場である。但し、常に一点を意識する
  わけにはいかないので、一点を見つけたらそのまま放っておく。
   また、動くということは、筋肉に力が入っているということであるが、余計な力を入れると反って力が出ない。
  自然な動作をすると力が出る。なぜ余計な力が入ってしまうのか、そこが究極の問題である。
  【氣圧法】
  ・背中
    教本「氣と健康」P90~94をご参照下さい。
    Aライン ―  背骨の上から側へすべらせて横から氣を送る。かぜをひいて悪寒がする時などに良い。
    氣を出そうなどと思わなくても、自然にしていると氣は出ている。楽な姿勢でやる。
    氣の強弱は、統一の度合と心の集中の度合(氣圧する部位に心を向ける)で決まる。
   
  【合氣道】
   ・片手交叉取り呼吸投げ
   ・片手取り転倒呼吸投げ
      上記2つの、楷書、行書、草書
    相手の氣とぶつからないよう、相手の氣と合流させて相手の氣を導く。相手を導こうとすると力が入って
   しまい、相手は抵抗する。まずは、力を抜くことが大切である。腕を掴む場合(投げられる方)も力を抜いて
   氣で持つ。