「氣」の健康教室  活動報告
第 72 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H28年09月11日(日)13:00~16:00
場  所:氷見公民館
講  師:近藤裕一郎先生(心身統一合氣道会指導員・氣圧法認定者 弐段)
参加者:6名


   あいわす倶楽部 氣の健康教室は今回で72回目。平成22年10月から始めて、まる6年が過ちました。
  私は医療人として、ずっと生活習慣病を予防するためにはどうすればよいかを追求してきましたが、心が
  乱れ健康を損ねている現代の人々にとって、この心身統一合氣道は心身を正しき方向へ導く最良の手段
  であると判断し、6年前心身統一合氣道会大阪本部山本晶一先生にお願いし、この教室を立ち上げました。
   ところが、なかなか思い通りにはいきません。月に一度の活動だからでしょうか、藤平宗主の書籍に興味
  を持ち見に来られた方は結構居るのですが、なかなか人が定着しません。
   氣の意志法に、意志とは正しきを断行する心であると述べられています。現在、少人数で細々と続けて
  いますが、馴染みの薄い四国地方に心身統一合氣道が根付くまで不退転の決意を持って臨みたいと思
  っています。それこそが氣の意志法の鍛錬になると信じています。
   決意を新たにしたところで、本日の課業に入っていきましょう。
  【統一道】
    ・誦句集
    十二、氣の体操法
   静中の統一は未だ易し。動中に尚統一を乱さざるが真の統一である。
   氣の体操法は、常住坐臥、常に心身統一を保持する為の運動である。
   これを日常万般に活用してこそ、総てに於いて人間最高の能力を発揮出来るので
  ある。 

    氣の体操法の目的は、動中での持続的な心身統一を得ること、すなわち日常生活を常に心身統一
   の状態で生活できるようにするための訓練法である。それができてこそ、人間最高の能力を発揮でき
   るのである。
   ・柔軟体操・後方転倒運動
   ・今回のカリキュラム ― 氣の体操法(ワンネスリズム体操)
    氣の体操法には、柔軟体操、合氣体操、ワンネスリズム体操、健康体操があり、今日はDVDを観なが
   らワンネスリズム体操を練習した。ワンネスリズム体操のDVDの始めに藤平光一宗主からのメッセージ
   がある。
   <藤平宗主からのメッセージ>
    ワンネンスリズム体操の目的が述べられている。ワンネンスリズム体操を行っていつでも心身統一が
   当たり前の状態だというように修練しなさいと言っておられる。
    具体的には①リラックスして行うこと、②動作を2回ずつ行うことで心と身体が一体となること、で統一
   体になっている。人間は本来統一しているのが当たり前であり、習慣を変え、潜在意識まで変えていか
   なければならない。そのために必ずワンネスリズム体操(リラックス体操)を行って下さい。
   ・動作を2度ずつ行うと統一体になっていることの氣のテスト
   ①Aは腕を下ろした状態から1回水平に前へ出す。テストする方(B)はAの手首を軽く持って前から押し
    てみる。
   ②今度は、Aは1回、2回と数えながら2度腕を水平に前へ出す。同じようにBは氣のテストを行う。
   ③次に、Aは1回目は心の中で数えて2回目に腕を水平に前に出す。同じようにBは氣のテストを行う。
   ④最後に、先に心を動かしてから腕を水平に前へ出すという動作を行う。同じようにBは氣のテストを
    行う。
    ①の場合、Aは腕の動作に氣が追い付いていないので、身体はよろける。②~④の場合は、指先まで
   氣が通っているので安定している。日常我々は動作だけが先行して心が追い付いていないので氣が通っ
   ていない。「心が身体を動かす」原理に基づいて、まず心を先行をさせて動くことで氣が通るようになる。
   このように心と身体が一体となって動くように動作の習慣を変え、心身統一しているのが当たり前なんだ
   というように潜在意識まで変えることが大切である。

 
    ・ワンネスリズム体操の特徴 参考)氣の体操の五原則
     ①動きの基本は「屈伸」であること  一、臍下の一点を中心とした姿勢
     ②自然なリズムに合わせて行うこと  二、氣を出す姿勢
  三、伸び伸びする姿勢
   四、筋肉を感じない姿勢
   五、リズムを感じられる姿勢   

   屈伸について
    膝をじわじわと曲げて上体を下していくと、筋肉で支えようとして力が入る。臍下の一点からストンと
   落とすとある位置でピタッと止まる。筋肉を感じない楽な姿勢である。この位置は、臍下の一点から静
   かに(音をたてないように)ジャンプして着地した時の位置・姿勢と同じである。
   左右の足は約30°開いているが、膝は正面に曲げるのが自然で強い。
    17項目あるワンネスリズム体操のうち、②左右腕振り運動と⑤肩甲骨伸張運動は屈伸しながら横移
   動する。移動する側の足の親指に意識をおいて移動すると股が開かない(ガニ股にならない)。親指
   に意識がない場合、小指の方に重みがかかりやすくなり不安定。
    参加者から要望のあった、次の4つ運動について解説していただいた。
   ⑤肩甲骨伸張運動
     足は前述したように屈伸しながら横移動。
     上体は、左右の手の指先を重ね合わせて(右手が上)、指先から動かす意識でやると肩甲骨は
    よく動く。指先を引くのではなく、出すという意識でやると、氣が前へ出る。
   ⑬片腕回し屈伸運動
     腕を回すのではない。力を抜いて、自然の落下のリズムになるように上から腕を落とす。その反動
    でまた上に戻る。それを繰り返す。腕を落とす時、指先が顔の方を向き、顔のまん中を通るように行う。
   ⑭左右腕回し屈伸運動
     腕回しは、片腕回しと同じ要領で行うが、左右の腕を同じ向きに回す。足は横移動だが、腕回しは
    上下運動なので、歩幅はあまり大きくなくてよい。指先の小指の方から氣が出ているように。
   ⑮船こぎ運動
     足の前後運動で、臍下の一点から移動する。臍下の一点から前へ出てから両腕を勢いよく突き出す。
    下半身を安定させることが大切。

  【氣圧法】
    顔のうち眼
    教本「氣と健康」P102~103参照
    
  【合氣道】
   ・横面打ち四方投げ(入り身、転換)
    前回と同じ。
    相手が横面を打ってきた時、間合を切るための足の運びは「前進後進技」である。後退ではなく「後進」
    とあるのは、後ろに下がっても、あくまでも氣は前へ向いているように意識せよという意味合いである。
   ・呼吸動作の稽古
    心の状態は、相手を敵と思い倒そうと思うと相手は動かない。相手と一体となり、一緒に動こうとすると
    相手は倒れる。