「氣」の健康教室  活動報告
第 81 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H29年6月11日(日)13:00~16:00
場  所:氷見公民館
講  師:近藤裕一郎先生(心身統一合氣道会指導員・氣圧法認定者 参段)
参加者:8名


   梅雨だというのに、今年はこの地域はあまり雨が降りません。農家の方は田植えの時期を戸惑っているよ
  うです。かと思えば、集中豪雨で被害を受けている所もあり、この異常気象にいったいどうなっているんだと
  首を傾げます。
   先月5月のテーマは臍下の一点でした。日常の生活の中で臍下の一点から動くことを意識していましたが、
  すぐ忘れてしまいます。するとまた臍下の一点に仕切り直しです。こういうことを繰り返しているうちに、臍下
  の一点をキープできている時は氣分的にも肉体的にも楽で、この感じなんだという感覚が分かってきたように
  思います。
  続けて稽古していきます。
   それでは、本日の課業に入って参りましょう。
  【統一道】
    ・誦句集唱和
    七、落ち着き
    物体の重みが、その落ち着く可き所、即ち、最下部に落ち着いた身体の状態を落ち
  着きという。
   月来れば月映じ、鳥来れば鳥映ず。波静まった水面の如く、万物明らかに映ずる心
  の状態を落ち着きという。
   人間は本来落ち着いているのが当たり前である。この理を悟ってこそ、真の落ち着
  きを得るのである。

 
   今回のテーマ ― 落ち着き、重み下を氣の不動法を使って体感していく。
  落ち着きとは身体の状態で言えば、重力に従い物体の重みは最下部にあるのが当たり前であり、心の状態
  で言えば波静まった水面の如く鏡のようになっていて、月も鳥もそのままに映っているような心の状態をいう。
  人間は本来落ち着いているのが当たり前であり、余計なことを思うことで心を乱している。心の中に生ずる思
  いはすべて自分が作り出す虚忘であることが分かった時、心の中が空になり真の落ち着きを得るのである。
  
  ・統一の印(氣の意志法)
   何も考えない
  ・氣の呼吸法
  ・ワンネスリズム体操
   ・今回のテーマ ― 落ち着き
   土台となる姿勢が大切である。
   身体の状態において、立姿の安定感をチェックする。(氣のテスト)
  いわゆる「氣をつけ」と爪先立ちからゆっくり踵を降ろした立姿とで安定感を比較する。
  「重み」とは感覚であり、「重さ」とは質量である。「重心」とは重力の中心ということであり、また意味が異なる。
  どこかに力が入っている時はそこに感覚がある。落ち着いている時に重みの感覚は最下部にあるから、その
  時は力が入っていない。すなわち力を抜いた状態である。これを「リラックス」という。氣の滞りのない氣が通っ
  ている状態である。それに対して、力が抜けた状態は虚脱(ダラックス)であり、氣は通っていない。
   心の置き所でいうと、怒りやあせりがある時は氣は上がっている。心がしずまってくると、だんだんと氣は下
  がって、落ち着く場所が「臍下の一点」である。力の入らない、無限小の形のない場所 ― 恥骨の上当たりを
  いう。
   臍下の一点に心がしずまりリラックスしている時は、氣が出ている。氣が出ている時は相手の氣を受けない。
  逆に言えば、周りの氣を受けないようにしようと思えば、より強い氣を出すことである。
  以上、心身統一の四大原則の説明。4つのうち1つができていると統一体ができている。
  「正座の姿勢」「持ち上がらない身体」「振り下ろす腕」で重み下の状態を実感する。
  
  【氣圧法】
     ・腕
      教本「氣と健康」をご参照下さい。
      心身統一合氣道の健康法である。氣が滞っている箇所に氣を送って氣の通りを良くする。
      氣圧をされる方は、完全に力を抜いて相手の氣を受け入れる(抵抗しない)。
      氣圧をする方は、固い所を感じ取ろうという意識で触れる。固い所に心を向けると氣が入っていく。
      日頃のストレスや悪い姿勢、服用している薬剤、動作(力が入っている)などによって、身体の中に
      固い場所(氣の滞り)ができる。
  【合氣道】
   今日も参加者がおらず中止。近藤先生に腕、肩の氣圧をしていただきました。