「氣」の健康教室  活動報告
第 84 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H29年9月17日(日)13:00~16:00
場  所:氷見公民館
講  師:近藤裕一郎先生(心身統一合氣道会指導員・氣圧法認定者 参段)
参加者:6名


   この日は午後から台風18号が直撃でした。朝のうちは台風の影響はなく、JRも動いていたので、近藤先生
  からは「行きます。」との連絡。昼から夜にかけて接近ということで、大阪へは帰れない覚悟の上での来西で
  した。教室が始まる前辺りから雨足も強くなり、参加者も強い氣持ちを持って集まっていただきました。
  外は暴風雨の中教室は行われましたが、皆さん熱心に受講されていました。夕方JRは案の定不通で、近藤
  先生は大阪へ帰れず西条に宿泊。おかげで先生とゆっくり夕食を楽しむことができました。氣の健康教室を
  始めてまる7年経ちましたが、こんなことは初めてで記憶に残る一日となりました。
   それでは早速、本日の課業に入って参りましょう。
  【統一道】
    ・誦句集唱和
    十四、不動心
   真の不動心とは、動かざる心ではなく、あまりに動きが強く極小になって、動かざる
  状態に無限に近くなっていく状態、即ち、無限の動を含む静の状態である。
   この極小になっていく無限の動きに総てを吸収し尽して、始めて、万山崩るゝとも動
  ぜざる不動心を得るのである。

    前回の「静動一致」と似たような状態。臍下の一点に、無限小にしずめていく。
   ・氣の意志法(統一の印)
   ・氣の呼吸法
    参加者より質問
    Q:吸う時に後半、胸の辺りが苦しくなるのですが・・・
    近藤先生からの回答
    A:吸う方が吐くより難しい。観念の移行法により下腹からだんだんと息を入れていくことを意識しては
      どうか。
     [参考]観念の移行法:「心が身体を動かす」の原理に基づき、そう思うことにより実際に身体はその
         通りになる。通常、人体の機能は自律神経によって無意識に調節されているが、意識的に身体
         を調節しようとする方法
           ・氣の呼吸法の五原則
            一、息が漏れるのではなく吐く。
            二、出来るだけ静かな音で吐く。
            三、頭部の氣より吐き始め、爪先の氣まで吐く。
            四、鼻端より吸い、爪先から始まり、頭部に充満するまで吸い入れる。
            五、吸い終わったら、臍下の一点に無限に鎮める。
            三、四が観念の移行法にあたる。

    ・ワンネスリズム体操
      DVDを観ながら、全17種の体操を行う。
      動きの中で常に氣を出す訓練。
    ・今回のテーマ ― 前回に引き続き 合氣体操(一人技)
    ①小手おろし
     身体の前で、一方の手(A:右又は左)の甲にもう一方の手(B)の手を添え、添えた手(B)の3,4,5指を
     (A)の親指の腹の辺りに添え、1指を(A)の4,5指の間に置き、顔の辺りから腹の辺りまでまっすぐ降
     ろす。手首をひねるのではない。この小手おろしは護身術として利用されている。手首、腕を柔らかくし、
     肩こり予防の効果がある。
   ②舟こぎ運動
     ・足の運び
      左足を直線上に一歩前へ出す。(普通の歩幅より少し大きめ)
      上体はそのままで、臍下の一点から前後に移動。移動した方の足に重みがかかる。
     ・両腕の動き
      舟の櫓をこぐ姿を真似て
      上体を前へ移動してから両腕を勢いよく前へ突き出す。小指の線を伸ばすように思い切り突き出す。
      ⇒氣を出す。
      その後、上体を後ろに引いてから櫓を8の字にこぐ動きで両腕を腰の辺りへ戻す。
      上体を引く時も氣は前へ出しておく。効果としてむちうち予防になる。首の筋肉を強くする。
   ③一教運動
     ・足の運び
      舟こぎ運動といっしょ
     ・両腕の動き
      両腕を真下に下げた状態で統一体で立つ。
      片方の足を一歩前へ出してから、両腕を指先から目線の高さくらいまで振り上げる。止めるのでは
      なく、氣が指先から天高く突きぬけるようにイメージしながら自然に止まる。手首が折れないように
      注意。両腕を下に降ろしてから上体を後ろに引く。この時も前へ氣を出しておく。心がプラスになって
      くればOK。
    
      前回習った全身リラックス運動、後方転倒運動、二教運動、三教運動と今回の小手おろし、舟こぎ
      運動、一教運動、すべて氣を出すための体操である。
   
  【氣圧法】
     ・顔のうち眼
      教本「氣と健康」身体のラインP102~をご参照下さい。
      眼は触れる程度。特に眼球は押し込んではいけない。
      
  【合氣道】
   ・ 一教技、前後技、八方技
     一教技は氣を出す訓練。前後技、八方技は心の転換を図る訓練。
   ・ 肩取り一教入り身(転換)
   ・ 五級の技 : 片手交差取り呼吸投げ、片手取り転換呼吸投げを、一人で形の順番を覚えるために
    一人体操として練習する。