「氣」の健康教室  活動報告
第 87 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H29年12月17日(日)13:00~16:00
場  所:西条西部体育館2F格技室
講  師:近藤裕一郎先生(心身統一合氣道会指導員・氣圧法認定者 参段)
参加者:10名


   氷見公民館の建て替えにより、今回氣の健康教室は西条西部体育館格技室(柔道場)で行われました。
  参加者10名、また合氣道参加者4名といつもより多く、柔道畳の広いスペースで行うことができて良かったで
  す。
   来月、平成30年1月からは知人のご好意により、近所の保育施設はくしんコウルの体育館を借りれるよう
  になりました。(冷暖房付きです。)ホームページの活動案内に掲示していますのでご確認下さい。
   それでは、本日の課業に入って参りましょう。
  【統一道】
    ・誦句集唱和
    十九、念の力
   一年凝る所巌をも透し、一念発する所風雨雷霆をも叱咤する。この心何処より発する
  や。大事を成就せし者は,必ずこの力を体得せし者である。
   分子より原子電子と、心の波を無限に極小に鎮めて統一し切った時、天地に通ずる偉
  大なる念の力を生ずるのである。

    氣の質にもいろいろある。一般に「念力」というと うーんと力を込めて祈るようなイメージがあるが、本当の
   「念の力」とはしーんとしずまった細かい氣である。今回のテーマである氣の意志法はしーんとしずまった
   氣をより深めるための方法であり、それが念の力に通じるのである。
   ・ワンネスリズム体操
    DVDに合わせて、全体通して練習した。
   ・氣の意志法(統一の印)
    今回は音楽ではなく、鈴の音を聴きながら心をしずめる訓練をした。
   ・氣の呼吸法
     
   ・今回のテーマ ― 氣の意志法
     心身統一の状態をより深めるための方法である。心身統一とは心と身体を統一するという意味ではなく
    心と身体は本来一如であり、そうなることで天地と一体となることが心身統一である。深くしずまった氣を
    磨くことで、天地の理(心)が観えてくる。そして、その天地の心に従う強い意志を養わなければいけない。
    集中(静止)と執着(停止)の違い
     臍下の一点に心をしずめる。心を集約(集中)することは、一点に心を止めることではない。
    心身統一とは深く心をしずめて止まらない静止の状態であり、氣が出ている。天地の氣と盛んに交流して
    いる状態で、周りがちゃんと見えている。
     それに対して、心が一点にとらわれ(執着)、止まってしまうのは停止の状態であり氣が滞ってしまうの
    で、周りが観えていない。
     氣が出ている時の感覚として言えることは、
    1.視界(視野)が拡がって感じられる。
    2.周囲のことが感じられる。
    3.全身全霊で捉えられる。
     相手と対峙している時、互いにじっと眼を見ている。眼は盛んに氣が出ている所である。つい相手の氣
    に捉われ対決姿勢になり、周りが見えなくなる。相手の鼻辺りを見て全体を見ていると相手の氣を受けな
    くなり、周りが見えてくる。
    集中法と拡大法
    集中法:心を臍下の一点に1/2、1/2・・・と無限小に集約していく。感覚できなくなったらそのまま放ってお
         く。心を止めてはいけない。
    拡大法:無限小の一点より拡大してきて、宇宙の無限大まで拡大していく。感覚できなくなったらそのまま
         放っておく。
    集中法の稽古として
    ○全身リラックス運動
    ○腕を前に出して、左、右と交互に腕を振りながら振り幅をだんだん小さくしていき、無限小に静止状態に
     なる。止まっているように見えるが、心は止まっていない。
    ○相手に手首を掴まれる(片手交差取り)。手首が1/2、1/2・・・と無限小に小さくなることをイメージすると
     掴まれたことに捉われず、掴まれた手首も自由に動かすことができる。
    ○後ろから抱きつかれる。身体が無限小に小さくなったとイメージすると抱きつかれたことに捉われず、自
     由に動くことができる。
    拡大法の稽古として
    ○折れない腕でより遠くの方を見ていると、より氣が出て腕の状態がより強くなっているのがわかる。
    それぞれ氣のテストで確認する。
    集中法も拡大法も全く同じ感覚にならなければならない。静坐をして集中法と拡大法を交互に繰り返す。
    雑念が湧いてきてもそれに捉われずに流す。氣が出っぱなしの状態である。
          
  【氣圧法】
    ・膝
     うつ伏せになり、膝を曲げながら股関節の大転子辺りを氣圧する。
    氣を止めない。動作は止まっても氣は送り続ける。
    
  【合氣道】
    ・5級 片手交差取り呼吸投げ
     腕を掴む方が投げられる方、掴まれる方が技をかける方である。この形は一人技の腕回し技と腕振り
     跳躍技を合体させたもので、まず一人で動きの練習をすると良い。相手に捉われないので、力を抜いて
     統一体を保持しやすい。