第91回「氣」の健康教室活動報告
    「氣」の健康教室  活動報告
第 91 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H30年4月22日(日)13:00~16:00
場  所:安藤ヨガ教室
講  師:近藤裕一郎先生(心身統一合氣道会指導員・氣圧法認定者 参段)
参加者:8名


   冒頭、5月19日は心身統一合氣道 藤平光一宗主のご命日です。謹んでお知らせいたします。
   さて、平成30年の新年度が始まり新しいカリキュラムが組まれました。昨年度に加えて、「五原則」の講話
  組み入れたカリキュラムで進められていくようです。最近、合氣道参加者が増えてきましたので、もう少し合氣
  道の方にも力を入れていきたいと思います。また皆さんのご希望を伺います。
   ところで、活動場所として使用していた氷見公民館の建物は解体され、今、更地になっています。新しい公
  民館ができるのは来年の3月頃らしいですので、一年後には新しい氷見公民館の建物で活動ができるよう
  です。楽しみですね。
   それでは本日の課業に入って参りましょう。
    【統一道】
    ・誦句集唱和
    一、座右の銘
   万有を愛護し、万物を育成する天地の心を以て、我が心としよう。
   心身を統一し、天地と一体となる事が我が修行の眼目である。
  心身統一の四大原則
  一、臍下の一点に心をしずめ統一する。
  二、全身の力を完全に抜く。
  三、身体の総ての部分の重みを、その最下部におく。
  四、氣を出す。

    近藤先生曰く、新年度になり、また基本に戻るという氣持ちで「座右の銘」を選んだ。
   「座右の銘」を英語でいうと「Our Motto」。私達共通の心がけという意味で、天地と一体となることが修行の
   主目的である。
    心身統一の四大原則 ― 天地と一体となるための法則
   一、臍下の一点に心をしずめ統一する。 Keep one - point.
   二、全身の力を完全に抜く。   Relax completely.
   三、身体の総ての部分の重みを、その最下部におく。  Keep weight underside.
   四、氣を出す。  Extend Ki.
   ・ワンネスリズム体操
    DVDを観ながら一通り練習した。
    その後、今回から17種ある体操のうちから1つ選んで詳しく解説していく。
    今回は⑪二教運動について学んだ。皆さん、まず正しい動作を覚えましょう。
   ・「五原則」シリーズ ― 藤平宗主は、指導者が説明しやすいように、色々な項目についてその要点を5つ
    にまとめ上げた。36項目ある。
   氣の学習の五原則
   一、素直であること
   二、飽きずに続ける
   三、日常の工夫
   四、潜在意識を変える
   五、指導者たる心がけ

    まず、学ぶためには心の中をからっぽにすることが必要である。先入観、固定観念などは捨てて学ばなけ
   ればならない。学んで知識として知っただけではわかったことにはならない。日常の中で工夫して取り入れ
   続けることで、こういうことかとだんだんわかってくる。そして、今までの潜在意識が変わるまで稽古するこ
   とにより、無意識にできるようになる。そうなって初めて身についたと言える。学んだことを人に伝えることで、
   さらに理解は深まる。inputではなく、output(人に伝えること)を目的にして学べば、心構え(意識)が深まり
   聴き方、理解のし方が変わってくる。
   ・今回のテーマ ― 心身統一
    前述の氣の学習の五原則の一、「素直であること」の素(ス)とは「神」のことであり、「素直」とは神に直で
   ある、すなわち天地と一体となることにつながる。
   「心と身体は本来一つである(心身一如)」。これは真理(神)である。それを本当に信じることが本来あるべ
   き姿にもどすことになる。
   「心が身体を動かす」。これは氣の原理(神)である。心を使うことで氣が通い、それが身体に現れる。「額
   についた手」で実験する。逆に、「身体が心を動かす」 ― これはどうか?
   体調が悪い時は往々にして心も憂うつであるように、心も身体の影響を受けるが、必ずしも真理ではない。
   体調が悪くても心まで病む必要はないのである。心の持ち方は自由に選べる。
   心身統一の四大原則 ― 天地と一体となるための法則には、心の法則と身体の法則がある。
   一、臍下の一点に心をしずめ統一する。(臍下の一点)
    下腹の筋肉を指で触れて力を入れていった時に、筋肉に押し返されない場所、すなわち力が入らない場
    所 ― 恥骨の上辺りが臍下の一点であり、そこに心がしずまっている状態〈心の法則〉
   二、全身の力を完全に抜く。(リラックス)
    氣が通っている状態で力を完全に抜く。(全身リラックス運動をする。)〈身体の法則〉
    立っているのだから筋肉を使っているはずであるが、筋肉を使っている感じが無い。すなわち全身の筋
    肉がバランス良く使えている状態。
   三、身体の総ての部分の重みを、その最下部におく。(重み下、落ち着き)
    前述のその時、ほっとけば自然に重みは下になっている。〈身体の法則〉
    全身が一体となっている感じがする。「持ち上がらない腕」で実験する。
    頭で何か考えると意識が上がり、氣が上がる。何も考えずほっておくと、自然に氣が下がってくる。その
    状態を落つきという。〈心の法則〉
   四、氣が出る。
    一、~ 三、のような状態の時は自然と氣が出ている。
    さらに心を使うことで強い氣が出てくる。〈心の法則〉
    遠くに意識を使うか、前方の目標に明確に心を向けて歩くのを止める実験をする。
  【氣圧療法】
   ・氣圧療法の五原則
    一、臍下の一点より氣を出す
    二、身体に力を滞らせない
    三、筋をこわさぬよう中心に向かって直角に圧す
    四、指の先端を無限小に集中する
    五、点を考えず流れを考える

 
    一、臍下の一点に心をしずめた状態(統一体)で触れると、強い氣が出ている。触れてから統一体になる
     のではなく、氣が出ている状態で触れる。
    二、遠くからやろうとすると、力が入りやすい。むだな力が入らない適切な距離(間合い)、姿勢が大切で
     ある。
    三、中心をとらえて、それに向かって直角に氣を送ると良く効く。
    四、指先(爪の下辺り)に心を明確に使う。
    五、身体の故障部分を速やかに見つける方法としてラインがある。ラインは言わば幹線道路のようなもの
     であり、故障の箇所だけを観るのではなく、流れを観ることが大切である。そこから、その周り、すなわち
     支線の方をやっていくと効果が速い。

  【合氣道】
     ・柔軟体操
      ・後方転倒運動(後ろ受け身)
     ・合氣体操(一人技)
      ・片腕回し技
        上下動の技。自然落下のリズムが大切。指先に氣を通しておく。屈伸してもよい。
      ・両腕回し技
      ・腕振り技
      ・腕振り跳躍技
        心の切り替えの稽古になる。
      ・組み技 : 五級  片手交差取り呼吸投げ