第92回「氣」の健康教室活動報告
    「氣」の健康教室  活動報告
第 92 回 「氣」の健康教室 活動報告

日  程:H30年5月13日(日)13:00~16:00
場  所:安藤ヨガ教室
講  師:近藤裕一郎先生(心身統一合氣道会指導員・氣圧法認定者 参段)
参加者:10名


   今日は「感じること」について少し触れてみたいと思います。
  「心身統一とは、天地と一体となること」と文字では表わされても、実際はどんなことなのかよくわかりません。
  天地と一体となった状態を知って、こんな感じかとわかったらその状態を保持できるように心身をコントロール
  していかなければなりません。最近氣づいたことに、心が軽い時前向きに考えられる時は、周りとの一体感と
  いうか周りに溶け込んでいる感じがします。一方、しんどい時心が沈んでいる時は、周りと断裂し孤独感を感
  じます。後者の状態に陥った時は、その時に応じて全身リラックス運動をしたり、マイナスの思いを臍下の一
  点に流し込んだりして、早く前者の感覚になるように努めています。そのせいか、最近心が軽く調子が良いよ
  うです。皆さんはいかがですか?
   それでは本日の課業に入って参りましょう。
    【統一道】
    ・誦句集唱和
    十二、氣の体操法
   静中の統一は未だ易し。動中に尚統一を乱さざるが真の統一である。
   氣の体操法は、常住坐臥、常に心身統一を保持する為の運動である。
   これを日常万般に活用してこそ、総てに於いて人間最高の能力を発揮出来るので
  ある。

    氣の体操法の目的は、日常で使えるように動中で心身統一を保持することである。
   ・ワンネスリズム体操
    DVDで一通り練習
   ・今回のテーマ ― 氣の体操法(柔軟体操)
    <柔軟運動>
    真向法体操を応用したもの。
    心を遣うこと。伸ばす筋を意識する。意識の持ちようで筋肉は反応する。自分は身体が固いと思いながら
    行うとそれだけで筋肉は固くなる。柔らかい心でやること。柔らかいものをイメージしながらやるとよい。
    長くやりすぎないように5調子でやる。痛くならない程度で、力を抜いて行う。
    実技
    ①両脚を揃わせて前に出し足先を立てる。足先を立てることで足先まで氣が通り、氣が出ている状態で
     上半身を前へ曲げる。脚の裏(Cライン)が伸びることを意識する。
    ②開脚して左側へ上半身を曲げる。続いて右側へ。脚のFラインを伸ばす。1回ずつ行って筋肉が少し
     伸びたら、少し股を開ける。2回ずつ行う。
    ③開脚のままで上半身を前へ曲げる。お腹を前へ出す気持ちで行う。仙骨を立てることがポイントである。
    ④膝を曲げて脚の裏どおしを合わせて両手で掴む。膝をバタバタと上下に揺する。仙骨を立てること。
     内股(Dライン)を弛める。股関節を柔らかくする。
    ⑤その状態から上半身を前へ曲げる。腰を伸ばす。
    ⑥正座して上半身を後ろへ倒す。大腿筋、お腹、胸の前面を伸ばす。
     両手を組んで上へ伸ばす。右、左へ傾けて脇腹を伸ばす。
   <後方転倒運動>
     あぐら姿の楽な姿勢から上半身を後ろへ倒す。後方へ倒れる際も常に氣を前へ出しておく。首を起こ
    し背中を丸めて、腰から順々にゴロリンと回転するように着地するとよい。バタンと背中から倒してはいけ
    ない。後ろ受け身であり、後頭部を打たないようにすることが大切である。腹筋に力を入れないこと。起き
    上がる時は、倒れた反動で自然に起き上がるのであり、腹筋で起き上がるのではない。
     効果として、氣を出しているので元気になる。背骨のマッサージになる。首の筋肉が鍛えられる。内臓を
    ゆらすことで、元の位置へ戻す。

    氣の体操法の五原則
   一、臍下の一点を中心とした姿勢
   二、氣を出す姿勢
   三、伸び伸びする姿勢
   四、筋肉を感じない姿勢
   五、リズムを感じられる姿勢

   それぞれの項目について、ワンネスシズム体操を使って解説
   一、臍下の一点を中心とした姿勢
     すべての行動は一点から。
     ワンネスリズム体操の下半身の動作の基本は「屈伸」と「屈伸から横移動」である。膝から曲げようとし
     たり、脚から動こうとすると筋肉に力が入りだんだんと疲れてくる。臍下の一点から動くと、自然に膝や
     脚が動き楽である。
     ①両腕上下屈伸運動⑨両脚屈伸運動⑩左右脚部伸張運動を使って練習する。
   二、氣を出す姿勢
     ⑤肩甲骨伸張運動を使って、肘を引くことを意識するのではなく、指先から前へ氣が出ていることを
     イメージしながら指先から引く。
   三、伸び伸びする運動
     ②左右腕振り運動を使って、指先から遠くへ氣を飛ばすようにイメージしながら大きく腕を振る。
   四、筋肉を感じない姿勢
     実際筋肉は使っているのであるが、筋肉を感じるということは意識的に筋肉を動かそうとして筋肉に
     力が入っている状態であり、一、の如く臍下の一点から動くことで、自然に筋肉が動くので筋肉を感じ
     ない。
   五、リズムを感じられる姿勢
     ⑬片腕回し屈伸運動⑭両腕回し屈伸運動の「屈伸」「腕回し」のリズムは重力に従った自然落下の速
     度であり、これが自然のリズム=天地のリズムである。そのためには、完全に力を抜くことが大切で
     ある。

     ワンネスリズム体操が終わった時に元気になっているか、心がプラスになっているかで、正しく行えて
    いるかどうかを判断する。  

  【氣圧法】
   ・肩と首 ― Cライン(肩甲骨と鎖骨の間のくぼみから首に向かってのライン)
    筋肉がだんだん伸びていくに従って氣圧される方が首を曲げていく。首をもどす時はCラインのまん中位
    をおさえてゆっくり戻す。
    自己氣圧もできるので、日常の中で活用していくと良い。

  【合氣道】
     ・一人技
      二教技 小手おろし 三教技 一教技 前後技 八方技
      ・組み技
      四級 横面打ち四方投げ(入り身)